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日志


2009/2/28

「執着」を断ち切る最後のチャンスだ!

人間というものは、過去、これまでの「執着」というものを、なかなか断ち切れないものだとつくづく思う。
 
例えば人間は一度上がった生活レベルをなかなか下げられない。生活が便利で豊かになったなら、今更不便で
貧しい暮らしに戻るのは嫌だろう。
 
あるいは自分の仕事、財産、習慣や趣味などこれまで時間や労力やカネをかけて積み上げてきたものを捨てる
事にもかなりの抵抗があるだろう。
 
また、家族・恋人など親しい人への愛情や、嫌いな人間・仇敵への憎悪なども、結局は、「執着」であり、なかなか
断ち切れないものだろう。
 
物事に「執着」するのは愚かな事である。その人間の「執着」が最終的に世界を破滅させるのだから。それが正に
”今”であり世界は「転換点」(ターニング・ポイント)を迎えている。
 
残念ながら、それが理解出来ない人間は数多いと思う。理解出来ない人間は必ず自滅する。結局この世はなる
ようにしかならない。
 
しかしかく言う私もそんな弱い人間の一人である。世界に対する危機感を募らせながらも、そういう「執着」をなか
なか捨てられない。自分の好きなもの、好きなこと、やりたいことは、やはり捨て難いのであった。。。
 
しかし、そういうものは、真に安全・安心・健全な世界・社会があってこそである。その土台が崩れてしまえば結局
全てが無に帰してしまう。新しい世界を目指す為に敢えて一度これまでの全ての「執着」を捨てなければならない
とますます強く思うようになった。
 
まあ、私の心の中ではこれは「平衡」(バランス)なのである。過剰な「執着」は捨て去り、いつでも切り替えられる
「中立」(ニュートラル)な状態(「明鏡止水」の心)に、心を常に保つ事を心がけている。(難しいが。。。)
 
結局日々、自分自身との戦いである。
 
人間の都合におかまいなく時は流れ行く。2月が終わり、いよいよ3月へ、「地獄」の始まりへ突入する。今が「執着」
を断ち切る最後のチャンスだろう。それが出来なければ「地獄」行きだと肝に銘じて、苦しい時代を、自分自身と戦い、
他人と助け合って生き抜き、新しい世界を目指そうと思う。
 
※こういう事を定期的に何度も書かないと心が麻痺してしまう。このブログは私の分身、最後の砦でもある。
2009/2/27

月華-tsukihana-

【最近よく聴くオススメCD】 「月華-tsukihana-
 
 Music by 「北出菜奈」
 
1. 月華 -tsukihana-
2. 鏡の国のアリア
3. マノン
4. 月華 -tsukihana- ~地獄少女 三鼎 opening ver.~
5. 月華 -tsukihana- ~instrumental~
 
20分
2009/2/26

「Autodesk Softimage」

CG業界で御三家と呼ばれるCG製作ツール群(「Maya」「3ds max」「XSI」)等で知られる、大手「Autodesk」関連の
ニュースをピックアップしました。
 
今回は3Dアニメーション製作・開発ツールである「Autodesk Softimage」の発表です。これは「SOFTIMAGE XSI」
をベースにした新パッケージのようです。
 
無料で提供されている「XSI Mod Tool」は、「XNA」でのゲーム開発に親和性があるので、その流れを汲む今回
のツールは更に使い勝手が追求されている様子で、大変興味深いと思います。

 
拡張性の高いアーキテクチャをベースに設計されたAutodesk Softimageは、ビジュアル エフェクト制作およびゲーム開発のための先進的な 3D アニメーション ソフトウェアです。そのパワーと柔軟性で、3D 制作のプロフェッショナルは、追求するクリエイティブなビジョンをよりすばやく、より効率的に実現できます。
 
Softimage の最大の特長ともいえる ICE (Interactive Creative Environment) は、ノードベースの手法によって、エフェクトやツールを視覚的に作成することができる革新的なプラットフォームです。高性能並列処理エンジンがマルチコア ワークステーションのメリットを引き出し、ユーザは ICE のパフォーマンスと拡張性を最大限に活用することができます。
 
(公式サイトより)

 
グラフィック関連ソフトの大手オートデスクは、2月24日に3Dアニメーション制作・開発のための新しいパッケージソフト「Autodesk Softimage」を発表した。

「Autodesk Softimage」は、ビジュアル エフェクト制作やゲーム開発のための包括的な3Dソフトウェアである。ゲーム開発のほか、映画やテレビ、アニメーションのエンタテインメント分野の制作にも広く利用されることを目指している。
 
オートデスクはMayaや3ds maxなど数々の優れたCG制作ソフトを発売している。「Autodesk Softimage」もそうした豊富なラインナップのひとつである。
 
「Autodesk Softimage」は、ソフトイマージが開発する3DアニメーションソフトSOFTIMAGE|XSIをベースとしたものだ。昨年11月に米国オートデスクがソフトイマージを買収したことで、両社の経営資源が重なり、今回の「Autodesk Softimage」が完成した。
 
これまでのSOFTIMAGE|XSIの優れた拡張性も持つアーキテクチャを継承しつつ、高性能並列処理エンジンやマルチコア対応のオープンな開発環境ICE (Interactive Creative Environment)を実現する。そして、ハードウェアのパフォーマンスを最大限に引き出したコンテンツ制作やツールのカスタマイズを可能にするとしている。
 
また、プログラミングの知識がなくてもコンテンツのプロトタイプを作成でき、開発者の作業効率を向上させる。「UV Unfold(ユーブイ アンフォールド)」やmental ray 3.7(メンタル・レイ 3.7)などのビジュアルコンテンツの制作の支援機能を新たにサポートする。
 
ユーザインタフェースは、SOFTIMAGE|XSIと同じ操作性となり、既存のユーザは、これまでと同じ環で、こうした最新の機能を利用できることが特長となっている。商品はスタンドアロンのPC向けの「Autodesk Softimage 7.5」(スタンドアロン)が税込399000円となるほか、同じソフトのネットワーク対応版が税込498750円である。
 
さらにソフトウェアを起動せずにコマンドラインからレンダリングを指示出来るバッチレンダリングのライセンスを5つ提供する上位パッケージ「Autodesk Softimage Advanced 7.5 (ネットワーク)」が税込819000円である。いずれも2月23日に出荷を開始している。
2009/2/25

人間の寿命を決定するものは何か?

通常、人間の寿命は、その「老化」の進行度によって決定されるであろう事は、誰にでも直感的に理解出来る事
である。例えば、ある人が年をとって老人となり、皺が増え目や耳が不自由になり、明らかに衰弱が激しくなった
様子を見ると、誰でも、”年老いた”、”余命いくばくも無い”、等と感じるだろう。
 
科学的には「老化」は、細胞が分裂をやめて新たな細胞が生まれなくなる事により、後は旧い細胞が朽ちていく
のみになった状態である。
 
細胞の分裂の回数を決めるのが「テロメア」と呼ばれるものである。「DNA」の末端にあり保護する役目を持って
おり、細胞分裂の都度、磨り減るように小さくなり、これが完全に無くなると細胞分裂をやめてしまう。
 
人間は、生命は、「DNA」の、「テロメア」の働きにより寿命を”コントロール”されているといえるだろう。逆に言うと、
細胞が分裂を続けて新たな細胞が生まれる限り「老化」はない訳である。
 
この事より、理論上は「不老不死」も可能であると思われる。

■勉強メモ:「テロメア
 
真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。Telomere はギリシア語で「末端」を意味するτέλος (telos) と「部分」を意味する μέρος (meros) から作られた語である。末端小粒(まったんしょうりゅう)とも訳される。
 
体細胞組織から取り出した細胞には分裂回数に制限があり、それを越えると細胞は増殖を停止することが報告された。この現象は発見者の名前をとって「ヘイフリック限界」と呼ばれる。また、細胞分裂が停止したこの状態を、個体の老化になぞらえ「細胞老化」と呼ぶようになった。その後の研究で、細胞老化状態にある細胞ではテロメアが短くなっていることが観察され、テロメアの長さが細胞の分裂回数を制限している可能性が示唆されていた。

 
(Wikipediaより)
 

しかし、「老化」には個体差がある。出生、環境、年齢、等に関係なく、早く”老ける”人間とそうでない人間がおり、
寿命に差があるのは事実である。
 
以下の記事の通り、最近の研究では、 「DNA」は人間の寿命に対してさほどの影響力を持っていない事が示唆
されている。 例えば、生体的には最も近しい「双子」であっても、その「老化」には著しい個体差が生じている。
 
それでは、「老化と寿命を決定する要素は一体何だろうか?」科学はその答えを未だ出せないでいる。ある意味、
人間の、生命の、永遠のテーマだろう。ひょっとすると答えは出ないのかも知れないが、とても興味深い。
 
※私自身は、”科学的”ではないが、「天命」というものはやはり、あるのではないだろうか、と思ってしまう。人間
 にはそれぞれ役割があり、それに応じた寿命が与えられ生かされているのだと。その大いなる真理の前では
 科学など矮小なものなのかも知れない。

 
 
寿命と健康は常に人々に注目されている話題である。古代の養生法から、現代の健康理論までさまざまな考え方があり、現代医学は分子レベルから細胞と遺伝子の影響を研究した結果、人々の想像と違って、事実上、遺伝子は人間の寿命に対してさほどの影響力を持っていないことが分かった。
 
2006年8月31日『ニューヨーク・タイムズ』に掲載された研究報告によると、米国ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外に住んでいるJosephine Tesauroさんは、92歳の高齢にもかかわらず、腰が真っ直ぐ伸びており、歯も丈夫で、健康の問題もなく、自分で車を運転して親友を訪問したり、教会に行ったり、買い物に行ったりしている。しかし、彼女の一卵性双生児の姉妹の情況は全く違い、大小便を失禁し、股関節に人工関節を入れ、視力を殆ど失い、認知症に罹っている。
 
老化問題を研究する専門家たちはこの症例を知って不思議に思った。この双子の姉妹は、遺伝子がまったく同じで、同じ家庭で育てられ、同じ地方で生活してきたのに、どうして2人の老衰と健康情況がこんなにも違うのか?
 
それでは、老化と寿命を決定する要素は何だろうか?この問題に対して現代医学の説明は何度も変わり、いくつかのバージョンがある。数十年前に、科学者達は環境、食事、運動、医療、衛生状況が老衰と寿命に決定的な影響力を持つと信じていた。その後、専門家達はまた遺伝子に注目し、遺伝子の違いによって、如何に不健康な生活をしていても長寿の人がいれば、そうでない人もいると考えるようになった。今でも、この遺伝子の学説は依然として強い影響力を持っている。
 
双子に対する調査研究
 
デンマークの疫学教授Kaare Christensen氏と共同研究者は、デンマーク、フィンランド、スイスの3カ国から、1870年から1910年までに生まれた同じ性別の2万人の双子のデータを収集して分析した結果、遺伝子による寿命への影響は、予想より遥かに小さいことが分かった。たとえ遺伝子が同じである一卵性双生児であっても、寿命のばらつきがかなり大きかったのである。
 
別の研究グループは、北欧で生まれた4万5千組の双子を対象に、発ガン率について調査した。その結果、多くの癌の種類の中で、乳癌、前立腺癌と直腸癌は遺伝子と関連しているように見えるが、その度合いはそれほど大きくなく、たとえ同じ遺伝子を持っている一卵性双生児の一方が癌に罹っても、もう一方が癌になる確率は15%しかないと分かった。
 
この結果から見れば、遺伝子から癌の発生原因を解釈することは、あまり合理的ではないと研究者たちは認識した。米国国家癌研究所(NCI)のRobert Hoover氏は研究報告の中に、次のように書いた。「限定されているデータ(例えばゲノムの構成)から病気の発生率が予測できるという考え方は、明らかに問題がある」。
 
これに対して、デンマークの疫学教授Kaare Christensen氏は次のように指摘した。「寿命の長さに関して、科学者たちはその確率をある程度予測できるし、肥満や喫煙などが寿命を短縮することはある。しかし、具体的に一個人の寿命を予測することは不可能である」。
 
天命はあるのか
 
古代の賢人達は現代の実証科学と違う考え方で、生命、宇宙と空間について探求した。彼らは人の寿命と運命は、その人の道徳心と密接に関連しており、善行を行い、徳を積む人は寿命を延長でき、子孫に福を与えることができると信じていた。
 
古書の記載によれば、三国時代の諸葛孔明は、戦争で多くの人を殺したことにより寿命を減らされた。どのように減らされるのか、誰がこれを管理しているのか、もしかすると、天の采配によるのかもしれない。故に古人は「人の運命は天により定められている」と言い伝えた。

人間には、生命には、「DNA」の「テロメア」という細工が施されて寿命が設定されている事や、それに個体差が
存在している事にも、意図的なものを感じずにはいられない。
 
また、この「生」と「性」と「死」という、3つのサイクルを繰り返しながら、生命を繋いでいくシステムに真理がある
とするならば、「不老不死」はそれから外れたものだともいえる。
 
 
どちらにせよ、老けるのが早くても、遅くても、事故や病気に遭おうが、遭うまいが、人間はいつか死ぬのである。
それが自然であり、生まれた時点で既に決定されている。生きるという事は死に向かっている事と同じでもある。 
 
いつか死を迎える肉体は、単なる”入れ物”であり、仮の宿であると考えれば、どんな詳しい科学的な説明よりも
心がスッキリするのはおそらく必然だろう。だからこそ真理なのである。
2009/2/24

これから訪れる「地獄」での真の敵は自分自身である

世の中を見ていると、「メディア」の中も、自分の身近も、「経済」「経営」「株価」、「就職」にしろ「生活」にしろ、要
するに自分達の利益優先のみで考えている人間ばかりで、辟易してしまうのである。
 
これまでの「資本主義」(拝金主義)社会に暮らしていれば、当然といえば当然だが、まあ結局どいつもこいつも
「カネ」という幻想を追い求める”クズ”共にしか見えないのである。
 
「カネ」が無ければ何も出来ない社会である事が、そもそもの「元凶」である。「カネ」は庶民から搾取するための
欺瞞の仕組み(システム)であり、「銀行」はその仕組み(システム)を実行する搾取機関である。「消費者金融」
という更に悪質な機関や詐欺が横行して人々は「カネ」によって縛られ苦しめられ人生を狂わされた者は数多い。
 
だが、「世界金融恐慌」によって、これまでの仕組み(システム)は崩壊している。これまで「カネ」で美味しい思い
をしてきた者達は、「カネ」によって滅びるのである。「カネ」に苦しめられてきた者たちもいい加減に目を覚ませと
言いたい。
 
「カネ」は単なる紙屑に過ぎず、国家の信用によってのみその価値があるのだが、今その国家そのものが崩壊に
向かっている。今後はホントに紙屑になるだけである。
 
だからこそ、これから訪れる「地獄」は大変喜ばしいのであり、「この”クズ”共が、ザマを見ろ!」と叫びたい。
 
・・・などと、怒りと憤りに心を動かされている自分自身の心そのものが、一番汚いのだと思っている。これからは
他人への無償の奉仕の精神だけが、唯一つの光明である。他人に無償で与え奉仕し、他人を信じて共に生きる、
新しい世界を目指さないといけない。
 
そこには最早「カネ」や「利益」など一切不要である。
 
これから訪れる「地獄」の極限状態の中で、自分自身の心が試される。真の敵は自分自身の心である事を認識
して、他人や世界ではなく、自分自身と戦わなくてはならないと強く感じている。 そうでなければ「獣」(ケダモノ)
以下となり、悲惨な結末になるだろう・・・。
 
以下の記事はこれから訪れる「地獄」(国家崩壊後の生活形態)を鋭く予測している。私もほぼ間違いないだろう
と思っている。
 
結局「地獄」と感じるかどうかは、人それぞれだと思う。自分自身との戦いに勝てた人にとっては、新しい世界は
光り輝く素晴らしいものになると確信する。

2009年02月24日火曜日 【国家崩壊後の生活形態
 
「オマエはすでに死んでいる」 日本国家がご臨終を宣告されたのは2007年10月であった。それから2009年2月末、今日までの政府は単なるゾンビにすぎない。

今年に入って、自分たちが、すでに死んでいるのではないか? と気づき始めた人も増えたが、いまだに政府や役所、生活システムに問題がないと信じているオメデタイ人もたくさんいるわけで、これは人が肉体として死んでも、それを理解できない霊的状態があることに似ている。
 
資本主義はネズミ講であり、それは拡大再生産、無限の需要と無限の資源を前提にしてしか存続しえないものだと、数年前から繰り返し書いてきた。それは需要を失い、拡大再生産の見通しを失った瞬間、死滅するしかないものであり、今、すでに今後の資本主義を存続させるニーズはどこにも存在しない。
 
世界は地球は有限であり、実体経済が7000兆円しかない世界に、7京円の虚構マネーをでっちあげて壮大な詐欺を繰り広げたアメリカ金融資本が、ある日気づいてみたら、これ以上騙される人々がいないことに気づき、小泉純一郎のように無批判にそれを賛美して日本を追従させてきた愚か者たちも、金融立国のお伽噺を信じて、自分の小金を増やしたいと愚かな利己主義に洗脳されてきたバカ国民たちも、突如、自分たちの足下にぽっかりと空いた大穴に吸い込まれて落ちている感覚を味わうことになった。
 
すべての資本主義企業体は、もはや存続の基本的条件を失って瓦解するしかない運命だ。辛うじて、生活に根ざした第一次産業、農林漁業が生きながらえ、住宅補修の大工さんたちが活躍し、自殺者の遺体を処理する産業が勃興し、命の値段の叩売り社会における犯罪産業が勃興し、民衆は今日の糧を求めて右往左往・彷徨するばかりとなった。
 
しかし人は生きている。生きて、活動するのだ。これから何をしたらよいのか? 明確なビジョンと必要な仕事を示さなければならない。それができるのは、既存のクソの役にも立たない権威ではなく、「いい大学」を自慢するためだけの目的で作られた学歴虚構学問ではない。人の弱さ、心の甘えにつけこんでカネをむしり取るだけの宗教団体でもない。真の学問、人間性、心の法則を求めてきた研究者たちだけだ。真の学問を、ここに示すときがきたのだ。
 
筆者は、真の学問を学んできたつもりだ。人の心の法則を観察し、研究し、それを社会に役立てるために生きてきた。その成果を今、ここに問うべきときがきた。ネバダ・田中宇・クラブG1のような有料情報などやるつもりはない。副島のように、会員制にして特権意識のマスターベーションに陶酔するつもりもない。今、無償で、真のビジョンを示しているのは藤原直哉ネットラジオだけだ。船井幸雄も金儲けをやめれば高く評価するつもりだが、残念ながら、商売と利益の好きな彼を勧めるわけにはいかない。
 
筆者は、これまでどおり無償で、真実の情報を提供してゆく。学歴がないと侮蔑する阿呆どもに用はない、とっとと失せろ!クズどもめ。真実とは何か?真摯に求めてきた人だけの役に立てればよい。カネなどいらない。
 
 我々は、すべての虚構から解き放たれ、贅沢・繁栄の幻想から解き放たれ、ただ人間と大地の真実に帰るのだ。地球という物質があり、それに意識が宿り、連綿と伝えられ、進化し、モノは生物に、生物は動物に、高等動物に、やがて人間に至った。しかし、どこまでいっても、我々は地上の上で地球と交歓し、どこまでいっても自然の一部であり、地球であり、宇宙であり、すべての存在と連帯し、共同し、すべての存在の一部にすぎないのだ。
 
我々は宇宙人である。つまらぬ国家だの権威だの合理性だの、愚かな洗脳から解放されよ。すべての人は同じ人であり、相互に生まれ変わり、人という意識集合体のなかの部品にすぎず、すべての人は、同じ意識体のなかに連携しており、したがって兄弟であり家族である。
 
その家族、兄弟が間違ったからといって制裁し、処刑するつもりか? 家族兄弟は愛のなかにある。その家族兄弟を殺害することは愚かなことだ。それは自分の一部だからだ。それは、結局、我身を処刑する結果となるのだ。犯罪者は実は自分自身の姿であり、障害者も自分自身の姿である。赤ん坊も老人も、自分自身の姿である。人は、すべての存在に成り代わっているのだ。そのすべてを我々は許し、認めねばならない。
 
 すべての営利産業は崩壊する。人は生活の必要に応じて生産し消費するようになる。金儲けを目的とした人間疎外の社会は終わったのだ。金儲けでない産業とは、立って半畳、寝て一畳の人間生活を本当に支えるものであり、衣食住であり、医療・出産・老人ケアであり、癒し・観光産業であり、人が心から求めるニーズに依存することになる。これから、我々は金儲けや「他人より良い待遇」、見栄張りというエリート意識を完全に捨てなければいけない。捨てられない者は破滅するしかない。

基本的に第一次産業が復興する。とりわけ農業が中心になる。人は菜食主義へと向かうだろう。食事は美食を求めるのでなく、健康と活発な活動を保証する食事へと向かうだろう。我々は、これから芋を食べて生きることになるだろう。畜産は衰退する。畜肉よりも畜産飼料で、より多くの人々を食べさせることができるからだ。
 
自分にとって、本当のて「天職」を見いだすべきときがやってきた。大量生産の使い捨て廉価品は終わり、必要を満たすモノを丁寧に作り、末永く大切にする社会が復活するのだ。自分の天職がどこにあるのか? 人は探さなければいけない。第一次産業か、第二次か第三次か? ときには、すべてをこなさなければならないだろう。
 
 当分のあいだ、「始末産業」が勃興するだろう。資本主義の莫大な残存物を始末しなければならない。膨大な在庫を処分し、廃棄物をリサイクルし、これから必要なものを選別し、整備しなければならない。倒産した企業の残務処理、在庫処理、膨大な使い捨て商品、膨大な廃棄物を清掃し、整理整頓し、再利用するための公の施設が必要になるだろう。しかし、犯罪者や生活困窮者が激増するわけで、それに対処することは、事実上不可能に近いだろう。
 
命の値段が極端に安くなり、福祉施設の老人たちはカネの切れ目が縁の切れ目となり路傍に放り出されることになるだろう。それを新たに収容し、介護する施設は、もう稼働できない。人々は悲惨な末路を味わうことになるだろう。子供たちの教育も、医療も、すべて崩壊するのだ。政府も自治体も崩壊するので、その再編は困難を極めるだろう。
 
それらを支える、新しい施設と運営者が必要になる。公の役割は、そうした施設を運営すること。人員を確保すること。最初は、奇特なボランティアの力によって始まることになる。しかし、個人では行えない。だから農業共同体の団結力によって行うしなかないのだ。
 
既存の農業共同体として最強最大のものは1953年伊賀上野で山岸巳代蔵が設立したヤマギシズムである。これは、今のような社会になることを半世紀以上も前に予測して準備されたものだが、すでに一定のシステムとして良好に稼働していて、入植者の組織・団結と利権が成立しているわけで、社会崩壊によって仕事を失ったからといってヤマギシズムへの入植を希望しても、これまで異端者として疎外されてきた彼等が、おそらく新たに人々を受け入れる可能性は少ない。
 
結局、ヤマギシの製品を購入し続けてきた支援グループが入植するのがいいところで、新たに組織を拡充して受け入れる可能性は期待しない方がよい。我々はヤマギシズムに学ぶべきだが頼るべきではない。そのシステムに学んで、新たな農業共同体を立ち上げるべきだ。それは都会から遠く離れた過疎地に建設される必要がある。最初は貧しく、一日一食で生活するような困難を極めるものになるだろう。おそらく餓死を覚悟で、ギリギリの生活が続くことだろう。しかし、生きる道はそれしかない。
 
 今後、一番悲惨な問題は、命の値段が安くなるということだ。現在、年間三万人以上の自殺者が出ているが、おそらく、これは数十万、数百万人に膨れあがることになるだろう。生きているよりも死んだ方がマシだと誰もが思うようになるに違いないからだ。この状況を救うためには、生きていることが楽しくてしかたのない共同体を成功させるしかないのだ。
 
食料生産も医療も住居も、教育も、老後ケアも、すべてヤマギシズムのような共同体が自治体や政府に代わって行うことになる。いわば中国における客家のような部族共同体が成立することになるだろう。もしも地域政府や国家に代わるものができるとすれば、それは、これらの共同体の連合になるだろう。この連合にあっては、加盟体共通の地域通貨を発行し、自治システムを稼働させることになるだろう。
 
共同体の教育システムは、最初、旧体制の教員によるボランティアから出発することになるが、それは、人間生活のキレイゴトや未来の発展・繁栄といった資本主義体制の幻想、洗脳システムから脱却することになる。それは「科学技術が人類を救う」かのような妄想、信仰から脱却し、人の生活のすべてを俯瞰し、すべての技術を教え、人が生まれて死ぬまでの、あらゆる困難に対する対処方法を教えるものになるだろう。一人の人間が、あらゆる技術、技能をマルチに身につけ、人の正の側面にある健全さだけを見て前提にするのでなく、弱い子供、老人、犯罪のような間違ったこと、病気、障害、あらゆる負の側面を総合して、人間学として教え、学び、実践できる総合力を身につけさせることになるだろう。
 
 差別社会のなかで、他人を出し抜いて成り上がるための、あらゆるシステムは誰も必要としなくなる。利己主義は誰も相手にしない。人間が生きるために必要なものは利他主義だけだと、みんなが理解できるようになる。したがって蓄財や権威など、誰も求めようとしない。ただ人情と意気に感じて、エモーショナルに人は生きてゆく。
 
素晴らしい音楽、みんなで歌う歌ができるだろう。決して人を責めない社会がやってくる。犯罪など存在しない。そこにあるのは間違い、失敗、病気であって、人の過ちは、制裁するのではなく治療するという考え方で、誰もが人の幸福を願い、成長を願う社会がやってくる。
 
死を恐れる人はいなくなるだろう。誰もが必ず死ぬことが理解され、その死には刑死でも事故死でも自然死でも何の差もないことが理解できるようになる。生きることは死に向かって歩むことであると、人は多くの死を真正面から看取ることで理解し、誰もその運命を避けることができず、死んだからといって、すべて失うわけでは決してなく、そこに新たな霊的生命が誕生する真理が知られ、安心して死ねるようになるだろう。人は肉体と霊体の垣根を取り払うのだ。これがアセンションの本当の意味である。
 
 当座の短期的なプロセスを考えるなら、しばらくの間、円高局面で外国、韓国・中国の超廉価製品が流入し、国内産業は壊滅に瀕するだろう。さらに、ドル暴落、基軸通貨の信用不安から国際為替体制の崩壊が起こり、外国製品の流入を止めるとともに食料輸入も止まるような異様な鎖国体制が行われることになるだろう。
 
食料不足から農業の価値が劇的に上がり、農地が高値で取引されるようになる。肥料も畜産屎尿堆肥が驚くほど高価になるだろう。だから人々は屎尿ですら下水に流すのでなく有効に利用することになるだろう。
 
当分の間、電気インフラとネットは存続するが、それも限界があり、大規模給電システムは、やがて崩壊し、戸別発電、小規模水力、メタン発電などに遷移するだろう。大規模小売店は崩壊し、ネット通販が主流になるが、それも物流インフラ、燃料不足やネットインフラ・電力インフラの不安定要因から、やがて崩壊することになる。そうなれば、物流の主役は地域における物々交換市場ということになるだろう。そこでは米や麦など主食一食分を単位とした地域通貨が強力な農業共同体連合によって発行され、地域独立経済体制が成立することになるだろう。
 
 国際的には、アメリカは完全崩壊し、6~数十の地域独立国家に変わる。中国は東シナ海利権をめぐって日本と衝突し、日本を侵略することになるが、中国内部の巨大な災害や内戦により中途半端なものになるだろう。しかし膨大な避難民が発生し、一部が日本に到達し、地域民と衝突することになるだろう。ここで民族の移動、衝突、混血、交代が発生することは避けられない。
2009/2/23

Love Jump

【最近よく聴くオススメCD】 「Love Jump
 
 Music by 「栗林みな実」
 
1. Love Jump
2. 桜時計
3. Love Jump (Off Vocal)
4. 桜時計 (Off Vocal)
5. (エンハンスド)“Love Jump” ミュージッククリップ
 
17分
2009/2/22

仮初の平穏が間もなく破られる

世界金融恐慌」の進行は、「終わりの始まり」の「佳境」に差しかかったようだ。その「破壊」はもう、残念ながら
収拾のつかないレベルにまで達している。
 
もうすぐそれが表に噴出して、いよいよ世の中の「大混乱」が始まるだろう。仮初の平穏が破られようとしている
のを感じている・・・。
 
年度末である3月は「地獄」の始まりだろう。それにしても人間は弱い。すぐに麻痺してしまう自分自身の危機感
を励起するために、情報を収集してブログを書いているのだが。。。

参考記事:大型倒産速報
 
みずほフィナンシャルグループ 505億円最終赤字(前年同期3930億円黒字)
三井住友フィナンシャルグループ 純利益834億円(前年同期73%減)
りそなホールディングス 連結最終利益 前年同期比41%減
中央三井トラスト・ホールディングス 85%減

「★阿修羅♪」より抜粋
 
オバマ政権が懸案であった景気対策を成立させた米国。その安堵感からか、対円レートで米ドルがここに来て上昇し始めている現在のマーケットの陰で、金融メルトダウンの実態を巡り驚愕の議論が展開され始めている。場所は日本から見て地球の裏側にあたる欧州だ。
 
去る10日に開催されたEU各国の財務大臣たちによる会合の場で議論された極秘ペーパーがリークされ、大変な波紋を呼んでいる。それによれば、リスク資産に基づく損失額は欧州の金融機関だけで16.3兆ポンド、すなわち邦貨換算すると2120兆円ほどにまで及んでいるというのである。米財務省、あるいは国際通貨基金(IMF)であってもここまでの巨大な損失を指摘したことはこれまで全く無い。しかし、仮にこの推計が事実であった場合、EU域内ではいうに及ばず、主要国が協調して支援を行ったところで、もはや事態を変えることはできないほどのレヴェルに至っているというべきなのである。
 
ちなみにこの数字は欧州においてだけの試算額にすぎない。米国、あるいは日本といった各国が抱える損失額を合算する必要が最終的にあるわけだが、その数値はもはや文字通り「天文学的数字」になることは必至なのだ。ちなみにマレーシア・クアラルンプールにて講演を行ったストロス=カーンIMF専務理事は「このままいくと半年後にIMFの資金は枯渇する」とまで公言している。それもそのはずであろう、たとえ日本勢などが10兆円レヴェルの資金供与をIMFに行ったところで、すでに収拾がつかないほどにまで拡大してしまった感のある金融マーケットにおけるこの大きな穴は、国際社会が総がかりになったところで何ら埋められるものではないのである。

2009年02月22日日曜日
 
【買い手不在の市場、日経平均6000円割れも=東海東京証券・鈴木誠一氏 2月22日11時20分配信 サーチナ

米国市場の軟調などで、日経平均もさえない動きが続いている。投資家にとってもっとも知りたいのは、今後の株式市場がどんな展開を見せるかだ。現在の株式市場で何が起きているのか、東海東京証券のマーケットアナリスト・鈴木誠一氏に聞いた。
 
――100年に一度の経済危機といわれていますが、この混乱はいつまで続くと見ればよいのでしょうか?
 
長期的に見れば資本主義は続くわけですし、株式市場がいずれ回復していくシナリオに変わりはないと思います。ただ、世界は2003年以降高い成長率を先取りしており、現在は、この先取りしてしまった部分を穴埋めしている状態といえるでしょう。

その高い成長率を演出したのが、米国の投資銀行やヘッジファンドといった金融です。たとえば投資銀行の上位4行の総資産の合計額を見ると、1998年に100兆円だったものが、2007年には400兆円に膨れ上がっています。増えた資産300兆円の大半がリスクマネーとして市場に流れて行き、株式市場などを押し上げたわけです。 そのバブルが崩壊して、投資銀行第4位のリーマンが破綻したのが08年9月15日。その後の08年11~12月には、わずか2ヶ月間で、投資銀行上位3社は73兆円の資産を減らしてしまいました。リーマンの破綻分と73兆円を合わせても、まだバブルで膨れ上がった300兆円には程遠く、そういう意味では市場の混乱が収まるにはまだまだ時間がかかると思ったほうがいいかもしれません。
 
――日本株の今後数ヶ月の見通しは?
 
リーマンショック以後の日本市場というのは、外国人投資家が売り、信託銀行がそれを買うという構図が続いてきました。信託銀行の買いの中身は、公的年金の積立金などが中心で、「財政投融資」として政府に貸し出していた資金が償還されて戻ってきたもの。この償還金が、10月以降、毎月国内1兆円、海外1兆円の規模で市場に再投資されてきたわけです。言い換えれば、この償還金が日本株や米国株を支えてきたわけです。
 
ところが、この償還は3月で終了し4月以降はなくなってしまいます。買い手不在の市場になってしまうわけですが、そこで問われるのが適正な株価水準。そもそも日経平均8000円前後という水準は、PER(株価収益率)やEPS(一株あたりの利益)から判断すると、実はやや割高です。EPSが大きく下落し、PERが60倍にもなっている状態です。
 
PER=15倍程度が適正な水準と考え、さらに赤字企業のEPSの扱いに修正を加えた私の試算では、5850円程度が適正な株価。要するに、4月以降は日経平均が6000円を割り込むような相場を想定した投資を考えたほうがいいかもしれません。
 
2009年02月20日金曜日
■NY市場、暴落傾向止まらず、東証も7500円を割り、一気に7000円割れを伺う情勢

【【ニューヨーク=山川一基】19日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が前日比89.68ドル安の7465.95ドルで取引を終えた。終値としては02年10月以来、約6年4カ月ぶりの安値。景気悪化の懸念が収まらず、昨秋の金融危機後の最安値を割り込んだ。 昨年9月のリーマン・ブラザーズ破綻(は・たん)以降の株価低迷局面では、これまで昨年11月20日(終値7552.29ドル)が最も安かったが、この日はそれを下回った。取引時間中には一時、03年3月中旬以来5年11カ月ぶりの安値水準となる7447.55ドル(前日比108.08ドル安)まで下げた。  金融危機が長引いた結果、大手銀行が国有化され、既存の株式の価値が目減りするのではないかとの懸念が市場関係者に広がり、銀行株が売られた。バンク・オブ・アメリカとシティグループの株価がそれぞれ前日比で約14%下がった。また、コンピューター大手のヒューレット・パッカードが18日に発表した業績見通しがふるわなかったため、IT関連株も続落。ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も前日比25.15ポイント安の1442.82となった。「金融不安の高まりとIT系の失速が重なるなど日々悪いニュースばかりが続き、よい材料が出てこない」(米エコノミストのピエール・エリス氏)状況で、じりじりと投資家の売りを誘っている。】

●東証平均が7000円割れを迎えるなら、ほぼ確実に預金封鎖に向かわざるを得ない事情がある。いよいよ取り付け騒ぎを覚悟すべき段階に差し掛かった。それは、ある日突然やってくる。今後は一日で千円級の大変動が繰り返されるかもしれない。年金資産毀損が公開された段階で、経済大ショックが起きるはず。

筆者は、昨年11月段階で預金封鎖が起きると書いていた。しかし、それがおきなかった理由は、読者の大部分が知っているとおり、年金・郵貯などの運用資金で猛烈な株価買い上げを行ったからだ。それが、どれほど毀損したのか、当期決算報告で明らかになるが、もう目を覆うばかりの数字になるだろう。中川はじめ金融担当責任長官は、とうていシラフで仕事などやっていられない。泥酔を追求されたなら、それを口実に一目散にトンズラしたいばかりだったのだ。我々が強制収奪されてきた年金資金など、もう外資への投資と株価買い支えで、ほとんど残っていないと思うべきだ。

間もなく訪れる「地獄」は、「経済破綻」「食糧危機」「大災害」「戦争」・・・と様々な要因が複合的に一気に噴出
してくるだろうと確信する。
 
「経済破綻」を引き金に、預金封鎖、流通ストップ、政治崩壊、暴動、無秩序状態etc.・・・と正に「地獄」のような
「大混乱」が起こるだろうと予測される。

 
 
 

しかし、大部分の(バカ)「日本人」は何も知らず、何も考えず、只流され、不安あるいは、能天気になるだけで、
世界の真実の状況を何も見ようとしていないのだろう。そういう何の「心構え」もしていない人間が突然「地獄」
へ突き落とされたらどうなるか?限りなく悲惨な状況になるだろう。

参考記事:
 
2009年02月21日土曜日
 
筆者は、4月頃から世界的に為替貿易体制が崩壊し、しばらく国際貿易がストップし、食料を含めた輸出入が途絶え、世界は一時的に極端な鎖国化に向かうと指摘してきた。だから食糧備蓄が欠かせない、玄米を備蓄せよ、芋を植えよ、資産を売って農地を取得せよ、信頼のおける仲間と連帯して農業共同体を目指せ、と書き続けてきた。

人間生活は基本的に衣食住、立って半畳、寝て一畳あれば十分だ。一日一食でも生きて行ける。食糧危機とはいっても、今年に関しては実は、それほど深刻に考える必要はない。しかし、食料が買えない、車が走らないと、これまで贅沢な虚構生活に依存してきた人たちは大あわて、大騒ぎになり右往左往して暴れ出すだろう。この混乱が一番心配であって、「贅沢ができないなら戦争の方がマシだ、北朝鮮を攻めよ! 中国と東シナ海を巡って戦争せよ」とする圧力、世論が勃発することになるだろう。
 
都市は地獄になると書いてきた。僅かの不足が我慢できなくて暴れ出す人が出てくる。強盗強奪殺人が激増する。人の命の値打ちが極端に下がる。詐欺師たちは人の命を商品にすることになるだろう。だから、良心の社会を目指す者たちは過疎の田舎に手を携えて向かうべきだと書いてきたのだ。

食料の自給に成功さえすれば、あとは、これまでの備蓄により数十年の安定が保証される。世の混乱が収まるまで、仲間と語らい額に汗して黙々と畑を耕し(福岡式なら傍観し)、ただ問題の本質を学んで、社会を観察してればよいのだ。やがて社会が落ち着く時代が戻ってくる。それは、たぶん助け合いの素晴らしい社会だろう。
 
しかし、これだけは忘れてはいけない! 人助けこそ人間最高の価値である。人に無償で与える人は、与えた数十倍、数百倍の感謝とそれに見合う価値が返ってくる。一つも与えようとしない人は、守っているつもりで、すべてを失うことになるだろう。我々は人の笑顔を求めて生きるのだ。死を恐れる必要はない。笑顔の餓死もいいもんだ。

以下の記事はその様子をよく表現していると思う。この例えが理解出来る人には、まだ救いはありそうである。
 
※私もついこの間までこのメガネにどっぷりハマッていたのだ。。。
 
そして、いざという時に、国家や会社などの組織は何も助けてはくれないという真実を肝に銘じておかなくては
ならない。

「2012年の黙示録」より以下転載
 
 

いまどきガリバー 《 メガネの国 》
しりあがり寿
 
 

私は ガリバー
またまた難破してしまった。         ザザーン…(波の音)

そこは美しく 小さな島

…ところが…

人々は不安げに
遠くの空をながめている

そこには
遠くではあるが
避けがたい災厄が、
少しずつ
確実に近づいてきているのが見えた。   ゴゴゴゴゴ

「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」

人々は話しあった
その災厄を避けるために
多くの困難と
犠牲が必要なこと

それを皆で
決心して実行するには
大変な覚悟がいること…

…そんな時…

ひとつの新製品が発売された

それは、
「遠くが見えない」メガネ

このメガネをかければ
遠くにせまる災厄など
影も形も見えず
ただ
身近な自分の家族や
自分の仕事や
明日の楽しみ
だけが見えた

人々は争ってメガネを買い求めた

不安の消えた人々は
子供の将来に想いをはせ
趣味のある人生に憧れ
「リッチでワンランク上の生活」を夢見た。

あらゆることを楽しみ
まもなくそれに飽きると
次から次へと
さらにこまかなモノが見える
性能のいいメガネに
買い換えていった。

「どの株が上がるか?」とか
「どんなケーキがはやってる?」とか

「チョイモテ」とか
「美肌」とか

「我々はもともと優秀なる民族なのでなんとかなる」とか

人々はそういったことに
夢中になっていった。

メガネは売れに売れたが…
大もうけした商人たちは
いつのまにか島の外に
逃げていった

「メガネをはずした方がいいですよ」
私は親切心から忠告したが
彼らはあいまいに笑うだけ

あきらめた私は
小舟でその島を後にした。

やがて彼らは
イヤでもメガネをとることになるだろう

その時彼らの目には
何が見えるだろう。

ゴゴゴゴゴゴゴ‥‥
(2012年までつづく)
 
――  『わしズム』Vol.16 2005年秋号より
 
 
 
原作は漫画です。そのキャプションの部分だけを拾って載せたものですが、ストーリーは十分理解していただけたことと思います。

さて、ここで問題です。

① ガリバーが流れ着いたのはどこの国でしょうか。
② この中に出てくる「メガネ」とは何を意味しているのでしょうか。
③ そして、最後に「彼らの目」に見えるものは何でしょうか。

この「ゴゴゴゴゴゴゴ‥‥」という音とともに現れるものの正体をお知りになりたい方は、当サイトをじっくりと遊覧してみてください。ガリバーが見捨てて去っていったこの国が崩壊していく地響きのようでもありますが‥‥?。
(なわ・ふみひと)
 
 
 
当サイトの「INFO」に、雑誌「わしズム(2005年秋号)」に載ったしりあがり寿さんのマンガ「いまどきガリバー〈メガネの国〉」のキャプション部分を拾って載せています。
 
内容は、「いま不気味な災厄が近づいているのに、メガネの国の国民は“遠くが見えないメガネ”をかけて、その災厄を見ようとしない」というものです。メガネをかけると、近づいている災厄が気にならなくなるため、人々は「どんなケーキがはやるか」とか、「美肌」とか「チョイモテ」などに夢中になっている、と風刺しているのです。
 
そして、「やがて彼らは、イヤでもメガネをとることになるだろう」「その時彼らの目には何が見えるだろう」「ゴゴゴゴゴゴ‥‥」と、迫りくる危機に対する警鐘を鳴らしています。“メガネの国”というのは、もちろんわが日本のことを暗示しています。

いまこの国のテレビを席巻しているお笑い番組、クイズ番組、料理番組、スポーツ番組などなどが、このマンガに出てくる“遠くが見えないメガネ”の役割を果たしていると言えるでしょう。また、最近電車の中などで若者たちが興じている姿を見かけるようになった携帯ゲーム機なども、“遠くが見えないメガネ”の働きをしています。

そのようにして、多くの人が意味のない時間を消費している間にも、世界中を大不況、大混乱に陥れつつある金融危機の大波は、実体経済に深刻な傷を負わせ、いずれ世界大恐慌へとつながる可能性が大きいと思われます。マンガのなかの「ゴゴゴゴゴゴ‥‥」という地響きが聞こえ始めたということです。

テレビの娯楽番組やゲーム機遊びに興じている人たちも、間もなくその“メガネ”を外さざるを得なくなっていくことでしょう。これから迎える経済危機は、単に景気が悪くなるといった生易しいレベルではなく、もはや世界中が出口の見えないトンネルに入ってしまったことを実感させるような深刻な状況を生み出すものと思われます。
 
まさに、私が『2012年の黙示録』(たま出版)の中で繰り返し述べている「極限的状況の時」の到来と見るべきでしょう。それでも、おそらく現時点では、まだ多くの人は「ゴゴゴゴゴゴ‥‥」という音がどんな社会状況をつくりだすのかについては想像できないに違いありません。というより、これから起こることは人類が初めて直面する内容ですから、誰もその状態をイメージすることができないのです。
 
最近ブームになりつつある「終末」に関する書籍の数々も、書店で立ち読みした範囲では「まったくわかっていないな」と思うものばかりです。「2012年」や「アセンション」などのブームに乗っかって、ありきたりの知識をつなぎ合わせた薄っぺらな内容の書籍ばかりで、当サイトでご紹介したいと思うものは見当たりません。
 
私も、これからこの文明社会が崩壊していくのは間違いないと思っています。そして、これから訪れる「ゴゴゴゴゴ‥‥」の正体、つまりカタストロフィー(破局)の内容はある程度推測することができます。
まずは「お金に寄りかかった社会の崩壊」ということが引き金となって(既に始まっています)、次に人為的な災厄、たとえばテロや戦争、あるいは新型インフルエンザのウイルスを意図的にまき散らすといった手段がとられることでしょう。
 
それらによって社会が大混乱に陥ったころに、地震や火山の噴火などの大規模な自然災害が発生し、場合によってはいくつかの予言の中に出てくる彗星の地球侵入といった事態へとつながっていくものと見られます。自然災害の中には、人工地震なども含まれるでしょうが、いずれにしても予測することはできません。
 
予測できるのは、人為的に進められている“サタンのシナリオ”だけということになります。そのサタンのシナリオは、世界を裏から支配している「陰の世界政府」の手によって意図的に実行に移されているものです。
 
今回、アメリカから始まった金融危機も、彼らの手によって計画的につくりだされたものと見るべきです。世界大恐慌という爆薬が巧妙に仕掛けられ、いま導火線に火が付けられたのです。やがて世界各国の政治、経済、治安などを吹き飛ばすことになる時限爆弾のスイッチが押された状態と言えるでしょう。
 
その最終的な狙いは、世界の大混乱によってむだ飯食いの人類の大処分を実施し、その過程で「世界統一政府」を樹立することにあります。「陰の世界政府」の計画は、かつて「ロックフェラーが国連に送ったアジェンダ」の中にその概要が見て取れます。
 
あの手紙で明らかにされている「アジェンダ(予定表)」は、ここ2~3年の間に現実のものとなっていくはずです。これからの世界情勢の推移と照らし合わせながら、サタンのシナリオを理解する手がかりにしていきたいと思っています。
 
それから、いま世界中が直面している経済危機に拍車をかける手段として準備されているのが新型インフルエンザではないかと見ています。昨日(2月5日)の読売新聞の1面トップを新型インフルエンザの“洗脳”記事が飾っていました。国立感染症研究所予測ということになっていて、次のような見出しが躍っています。
 
新型インフルエンザ関空“上陸”なら近畿圏956万人感染
 
この記事は、「新型インフルエンザはアジアの国から日本に持ち込まれたことになる」ということを教えてくれているような気がします。中国やインドネシア、タイなどで感染者が出ていることはニュースで報道されている通りです。それらの国を訪れた日本人が菌を持ち帰って、関空から日本に持ち込み、近畿圏に蔓延させるという筋書きなのでしょう。
 
近畿圏は人口密集地ではありますが、首都圏と違って国家の中枢機能がマヒする危険性は少ないので、新型インフルエンザの実験場として最適なのかも知れません。私も神戸に住んでいますので、餌食にされそうです(笑)。(実は全く恐れてはいないのですが)
 
当サイトの「なわのつぶや記(復刻版)」にも載せておりますが、私は新型インフルエンザは人為的に計画されているもので、既に蔓延させるための準備は整っていると見ています。感染しては困る層には有効な予防薬や治療薬が支給されることになっているはずです。
 
いずれにしましても、新型インフルエンザも「ゴゴゴゴゴ‥‥」という音を響かせながらこの国に近づきつつある災厄の一つと言えるでしょう。さて、当「つぶや記」は、これからも終末のシナリオに焦点を当てて綴ってまいりたいと思いますが、次回はある読者の方からいただいたご質問にお答えする形になる予定です。以下にそのご質問の内容(全文)をご紹介しておきます。私の回答は数回に分けて綴っていくつもりで、内容はこれから考えます(汗)。ご期待ください。

2009/2/21

日米ゲーム開発の効率と生産性の差

最近のゲーム開発において、以前紹介した「スクリプト言語」を使用して、効率と生産性を高める開発手法が
欧米では主流になってきているようです。詳細が以下の記事に紹介されています。
 
「スクリプト言語」は「インタプリタ言語」であり、いちいち再コンパイル(リビルド)せずに修正後、実行可能な点
が大きなメリットです。この開発手法がとれるようになったのは、ハードウェアが進化して実行速度が飛躍的に
向上したお陰です。
 
欧米のゲーム開発は、現在日本よりかなり進んでいるようです。特に興味深いのは「レベルデザイナー」という
耳慣れない職種ですね。
 
※記事中の解説より、ゲーム内空間の物の配置や「面」構成を設計する役職であり、「マップ作成職」とも。
 
「レベルデザイナー」は、「スクリプト言語」(様々なツール)を用いる事によって、手軽にトライ&エラーを行う事
が出来るので、すぐに調整(ソース修正・実行)が可能となり、効率と生産性を飛躍的に高めています。
 
※記事中の解説より、欧米のゲーム開発では、まずゲームの土台となるエンジンを設計した後、「レベルデザ
 イナー」が開発ツールを使用して、それぞれの「面」を作成する。
 
欧米では主流になってきていますが、日本ではまだまだ遅れているようです。かつては日本製ゲームが評価
されていましたが、現在では欧米勢が有力になっている事が、それを如実に表しているようです。
 
先日のIGDAのセミナーで、注目が高まっているようですので、これから徐々に、浸透していくのかと思います。
これから注目すべき、大変興味深い内容だと思います。
 
個人的には、この「レベルデザイナー」という職種の内容から、色々学んでみたいと思っています。

 
開発作業をするレベルデザイナー(カナダのゲーム開発スタジオの様子)
 
今年3月に米サンフランシスコで開催される「ゲーム開発者会議(GDC)」の講演予定などから世界のゲーム産業のトレンドを読み解く2回目は、日本が欧米に大きく水を開けられつつある「開発の生産性」を取り上げる。(新清士のゲームスクランブル)
 
GDCでは毎年、世界のゲーム開発者の投票によって選出する「Game Developers Choice Awards」という賞の発表がある。前の年に発売されたゲームが対象だが、開発者が選ぶという性格上、必ずしも大ヒットしたタイトルが受賞するわけではない。米国市場中心になる傾向はあるが、異色のタイトルが賞を取ることもあり、ゲーム版カンヌ映画祭とでもいった華やかな雰囲気があるイベントだ。

■かつては日本勢が名を連ねたが・・・
 
2006年には日本の「ワンダと巨像」(PS2、SCE)が5部門を制覇する快挙を成し遂げたほか、賞の一つである「生涯功労賞(Life Time Achievement Award)」を任天堂で「ゲームボーイ」を開発した故横井軍平氏や同じく任天堂の宮本茂氏が受賞するなど、日本のゲームがいかに評価されているかを示す場でもあった。
 
今年のノミネート作品は発表になっていないのだが、日本勢は相当厳しいと思われる。昨年も、「スーパーマリオギャラクシー」(任天堂、Wii)、「ゼルダの伝説」(任天堂、DS)といったタイトルしかノミネートされなかった。年々、欧米タイトルの勢いに押されている。
 
日本のゲーム業界関係者と話すと、最優秀作品を選出する「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」の予想として名前が挙がるのは、「Fallout 3」(Bethesda Game Studio、PS3、Xbox360)、「グランドセフトオート4」(テイクツー、PS3、Xbox360)、「リトルビッグプラネット」(SCEE、PS3)といったタイトルだ。
 
いずれも日本では大ヒットしていないが、昨年の欧米圏を代表する先進的なタイトルである。率直に言って、これらのタイトルと競えるほどのゲームを今の日本企業が作れるかといえば、難しいだろうと思う。作り方の根本が違ってきたからだ。

■欧米で進化した「レベルデザイナー」という職種
 
欧米では当たり前だが、日本ではきちん確立しているかどうかが曖昧な職種として「レベルデザイナー」がある。そもそもは、「スーパーマリオブラザーズ」(任天堂)のそれぞれの面が「レベル」という表記になっていることに由来し、ゲーム内空間での物の配置や面構成を設計する役職がこう呼ばれた。「マップ作成職」という言い方もある。
 
ただ、マリオのレベル設計には、敵の配置などのバランスを調整してプレーヤーが感じる面白さを作り出すという、別の大きな意味がある。レベルデザイナーは、90年代の終わりに欧米で成立し始めた職種だが、現在では単に画面上の設計をするだけでなく、演出まで含めたその面(レベル)の「ユーザー経験」自体を設計する職能だと、解釈が広がっている。
 
欧米のゲーム開発は、まずゲームの土台となるエンジンを設計したあとに、レベルデザイナーが開発ツールを使ってそれぞれの面を作成する。日本の現場でも、レベルデザイナーの存在は知られるようになってきており、「メタルギアソリッド」(コナミ)や「ガンダムバトルユニバース」(バンダイナムコ)のチームなど一部では本格導入されて、実際に成功している。
 
ただ、日本では今も、面のおもしろさについてはゲームを企画するプランナー職が担当し、面のデザインはグラフィック職が責任を負うという分業体制が一般的だ。そのため、最終的に形になった各面がもたらすユーザー経験という価値に対し、誰が責任を持つのかを曖昧にしたまま開発を行うことが多い。グラフィックスはやたらと豪華なのに、ゲームのおもしろさが伴っていないというケースが少なくないのもそれが一因だ。

■大規模なゲームを支える生産性の高さ
 
Awardsの最優秀作品候補として名が挙がっているFallout 3は、アクションゲーム的な色合いは強いが、ジャンルとしては日本勢が強みとしてきたはずのロールプレイングゲーム(RPG)である。核戦争後のワシントンDCを舞台に、ユーザーが自分のキャラクターを成長させながら、世界の秘密に挑んでいく。ここでもレベルデザイナーが重要な役割を果たしている。
 
このゲームをすべてやり尽くすには数百時間かかるといわれるほどの膨大な量で、行けども行けども、なかなか世界の果てに到達しない。しかも、ゲームの本筋に関係ない部分も丁寧に作り込まれており、適当な廃屋のような家屋に入っても、その場所にあった反応をするキャラクターがちゃんといるのに驚かされる。
 
このようなゲーム開発を可能にするのが、レベルデザイナーの生産性の高さである。ツール類が豊富にあるほか、「スクリプト」機能が強化されたゲームエンジンを開発している企業が増えているのだ。
 
ゲーム開発で使われるスクリプト言語の整理チャート
 
■実行速度が遅いスクリプト言語が普及した理由
 
スクリプトはプログラム言語の一種だが、ゲーム開発に一般的に使われる「C」や「C++」といったプログラム言語とは少し違っている。かつての「BASIC」に代表されるインタープリタ型言語である。これは、プログラミング言語で書かれたソースコードを逐次解釈しながら実行するもので、コンピューターで実行できるように変換作業(コンパイル)をする言語に比べて、プログラムの実行速度が圧倒的に遅い。
 
ところが、ゲーム機のハードウエア性能はその遅さが気にならないほどに向上し、導入が容易になった。
 
この分野の代表格として普及が進んでいるオープンソースの言語は、「Lua」と「Python」である。Luaは世界最大のRPGとして高い市場シェアを誇る「World of Warcraft」(アクティビジョンブリザード)のゲーム内イベントの開発に使われている。
 
また、最近ではソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーションホーム」の開発にも使われており、広くゲーム業界に定着している。Pythonも前回紹介した「セインツロウ」シリーズで採用されるなど広がりを見せており、GDCでもこれまでに講演が行われている。
 
Fallout 3、グランドセフトオート4、リトルビッグプラネットがそれぞれ、どのスクリプト言語を採用しているかは明らかにされていないが、汎用スクリプト言語をカスタマイズして使用しているのはほぼ間違いない。

■トライアンドエラーが手軽に
 
スクリプト言語を採用する最大のメリットは、開発の生産性向上にある。コンパイルが不要であることから、レベルデザイナーが作成した面をすぐに動かしてチェックできる。そこで問題が見つかればソースコードを修正してまた実行すればよく、ほんの数分で調整を終わらせることができる。
 
例えば、敵の反応や動きが速すぎる場合は、スクリプトの数値をちょっと修正して遅くする。イベントでの爆発のダメージを大きくするときも数値を修正するだけで即ゲームに反映され、数秒後にはチェック可能というようにトライアンドエラーができる。作成とテストの間にタイムラグがほとんどない生産体制は、物量、クオリティーをそれぞれ引き上げる時間的余裕を生み出す。
 
実行速度の遅いスクリプト言語を採用すべきかどうかという議論は、GDCでは02年頃に活発に交わされていたが、今では採用はもう当たり前で、様々なスクリプト言語の中から目的にかなったものをいかにうまく選び出し、カスタマイズするかという議論に移っている。
 
IGDA日本が主催した1月の「スクリプト言語セミナー」の様子
 
■日本でもホットなトピックに
 
実は、筆者の関わっている国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)では、このスクリプト言語をテーマとした4回の連続セミナーを開始している。果たして日本では、どの程度関心が集まるだろうかと懸念していたのだが、1月に開催した1回目のセミナーは150人程度の参加者が集まり会場がいっぱいになった。日本でも今ホットなトピックであることが確認できている。
 
このセミナーを企画した長久勝氏(ハイパーコンテンツ、IGDA日本ゲームテクノロジー研究会責任者)は、「ゲームコンテンツの生産性の問題は今後ますます深刻となってくる」と見ている。
 
日本でも、独自スクリプト言語は企業内に数多く存在している。有名なのは「サクラ大戦」シリーズの日本語で記述できる独自スクリプト言語だが、簡易な機能しかないものが多い。そして、欧米圏との最大の差は、レベルデザイナー的な役職である日本のプランナー職には、一般的にプログラムの知識がない人が多いという点だ。
 
プログラム知識を要求する汎用スクリプト言語を本格導入していくうえでこれが壁になっている。この差が、特に大規模なゲームにおいて、日本が劣勢になっている要因の1つと考えざる得ない。
2009/2/20

Shuffle

「サンドラ・ブロック」主演の映画「シャッフル」を観ました。これはミステリーでもホラーでもない新感覚の不思議
映画です。そのストーリーテリングはなかなか新鮮で面白いと思います。
 
 
物語はタイトル通り、前後が「シャッフル」され、「結果」が「原因」に先行して語られたり、逆に遡ったりして、中盤
以降まで観客は混乱してしまうでしょう。(ひょっとしたら最後まで訳分からないかも知れませんが。。。)
 
「これは”夢”か”現”か?一体どちらなのか」
 
幸せだった一家に突然訪れた悲劇・・・。ある日、夫の交通事故死が妻に伝えられた。突然の事に動転して激しく
取り乱すも、葬儀の準備は淡々と進んでいく。
 
 
しかし、次の朝ベッドで目を覚ますと、なんと夫は生きている・・・。普段と変わらない日常がそこにあった。昨日の
悲劇は”夢”だったのか?
 
 
しかしまた、次の朝ベッドで目を覚ますと、夫はやはり事故死しており、夫の葬儀が執り行われようとしていた・・・。
「これは”夢”なのか”現”なのか?何かがおかしい!」その後も交互に、夫が死んだ日常と生きている日常が繰り
返されていく。
 
 
やがて不思議な真実が浮かび上がってくる。それに気付いた妻は行動を開始するが・・・。果たしてどうなるのか?
 
 
とにかく最後まで観ないと理解出来ないようになっています。結末は一体どうなるのか?引き込む力があります。
良く出来た一本だと思います。
 
※まあ私的にはこの結末はちょっと「?」だったのですが。。。何か強引にテーマを引っ張ったような感があります。
 要は「宗教」「哲学」的な感じです。
 
とはいえ、この新感覚は秀逸だと思いますので、体験したい方にはオススメします!
2009/2/19

「Google Chrome」を使用

私は普段、インターネットブラウザは「Internet Explorer」(IE7)を使用していますが、「Google」が開発した新ブラウザ
「Google Chrome」の噂を聞いて興味を持ったので、使用してみました。
 
確かに噂通り動作が早く、「IE」と比べてかなり快適にブラウズ出来ます。「HDD」アクセスを極力減らしているようで、
その軽快さが体感出来ました。
 
シンプルな画面・操作性や分かりやすい設定も魅力的です。一瞬「IE」から乗り換えようと思いましたがやはり私的
には一長一短あります。
 
まず、普段使用している「Google Toolber」が対応していない事がネックだと感じます。「IE」や「Firefox」には対応して
いて自社のブラウザには対応していないのはこれ如何に?ですね。これにより「Google bookmark」が直接使用出来
ないのが不便です。
 
「Google」は多くのサービスを提供していながら各サービス間の連携が薄いと感じる時があります。ユーザにとって
は結構その辺が不便に感じる事もあり、無駄もあるのではと。。。
 
※例えば、関係ないけど、「Google Video」と「YouTube」、二つの別々の、動画共有サービスがあるのは何故?とか、
 「Google Earth」から「Google Map」を表示出来ますが、ただ単に表示するだけであまり意味がなく、本格的に連動
 していないように思えたり、とか・・・。
 
後は、このブログの一部コンテンツが対応してなく表示されなかったり、フォントなどの表示が変わったりして、記事
編集がやりにくかったりしました。
 
※やはり「Windows Live」とは相性が悪いのか?(苦笑)と。
 
まあ、ブラウズは快適なので、しばらく「IE」と使い分けようと思っています。

「Gigazine」より抜粋
 
 
現在、Windowsで最もシェアの大きいブラウザ(ネットのページを見たりするアレ)はマイクロソフトのInternet Explorer(略してIE)ですが、Googleからも徹底的にシンプルなブラウザ「Google Chrome(ぐーぐるくろーむ)」が2008年に登場、そのあまりの高速さと圧倒的軽さによってネット中で話題に。そしてついに「正式版」となったことでその高速さが「爆速」の領域に到達、まだIEを使っている人であれば一度、だまされたと思って使ってみても一向に問題ないレベルの完成度へ既に到達しており、自分がいつも見ているページや普段使っているウェブメール、あるいは各種ネットサービスを使ってみると、その洗練された使い勝手とスピードを実感することができるようになっています。
 
ただ単にシンプルで高速なだけでなく、常に意識せずとも最新版に保つための仕組みや「一瞬固まる」ということをなくすために徹底的に応答性を上げて体感速度をアップさせるための仕掛け、パフォーマンスが悪くなるような変更は一切加えないという開発ポリシー、不正なページや悪質なソフトをダウンロードさせようとするページを見ると自動的に警告を発したり、あらゆるセキュリティ関係が考慮されており、初心者でも常用に耐えるための機能が徹底されています。
 
というわけで、実際にどれぐらい体感速度が爆速なのか、そのためにどのような仕組みが施されているのか、そして実際のダウンロード方法とインストールなどの解説は以下から。
 
Google Chrome - ブラウザのダウンロード
http://www.google.co.jp/landing/chrome/
2009/2/18

売国奴「小泉&竹中」断罪⇒「郵政民営化」廃止を願う

「世界金融恐慌」がもたらす「破壊」により、今、旧い歪んだ秩序は崩壊している。その過程で、これまで「歪み」
を生み出して多くの人々を苦しめてきた”悪事”も全て暴かれ一掃される。そんな時代である。
 
そして、その”悪事”の一つが、日本の「郵政民営化」である。
 
最近の「かんぽの宿」を巡る騒動に端を発して、日本国民の財産を「米国」(ユダヤ国際金融資本)へ献上しよう
と画策している「売国政治家」が、慌てて取り繕い、見苦しい最後の足掻きをしている。
 
「郵政民営化」を始め、日本政府がこれまで行ってきた様々な政策は、全て”改悪”であり、日本国民を無視して
大資本・特権階級の利益を優先し、それを「米国」(ユダヤ国際金融資本)に献上してきたのである。
 
その結果、日本国民をここまで困窮に貶めた・・・。

参考:「★阿修羅♪」より抜粋 【自民党がやったこと】

1. 自由競争と市場原理を重んじる竹中平蔵を起用し、アメリカ型新自由主義経済政策を導入。日本を格差社会に転落させた。
 
2.労働基準法と労働者派遣法を改悪して、派遣社員やフリーターなど非正規雇用者の割合を大幅に増やした。条文上、派遣社員の正社員化についても記されているが企業は事実上無視している。企業は無視しているが、政府も見てみぬふりをしている。
 
3. 介護保険では特別養護老人ホームなど施設入所者の居住費、食費を保険から外し弱者の生存権を脅かした。
 
4.法人税の改正を行い、企業へ1.4兆円の大減税を行った。企業役員報酬は倍増。格差社会を不動のものにした。
 
5.道路関係四公団の民営化法案成立。見せ掛け改革のザル法を作った。
 
6.特殊法人(住宅金融公庫など)の独立行政法人化。看板の架け替えだけ。今、渡辺大臣が汗しているのを見れば小泉行政改革はインチキだった。
 
7.三位一体の改革として地方交付税の削減、地方への税源移譲。地方は本来使えるお金が40兆円も消えてなくなった。地方の底冷え商店街崩壊の原因を作った。
 
8.生活保護費や児童扶養手当の削減。おにぎり食いたいと書き残し、餓死者が出ている。
 
10.郵政を民営化し郵貯120兆円を外資のエサにした。
 
11.減反政策と農産物の輸入自由化で国内農業を破壊した。食料自給率という国の存亡に関わる事を軽視し実際に下げた。給食にパンを導入してお米を食べる量を減らした。アメリカの言いなりにならないといけない条件を整えた。
 
12.後期高齢者医療制度を施行し、老人が病院にかかれないようにした。
 
13.公明党と連立を組んで池田大作の言い成りになった。選挙時に創価学会の動員に頼る事でカルト宗教である公明党なしでは選挙に勝てなくなった。かくて国会の開催についても矢野氏の国会喚問を先延ばしにしたい池田大作の意向を受け入れざるを得ず福田の辞任表明となった。
 
与党に小泉思想を未だに正しい方向だとする勢力が実在しているのは注意しておくべき。小泉改革は現状をぶっ壊せば何か新しいいいものが生まれてくる、などというのんきな話ではなかった。普通の人間の生存権、生活権さえ脅かした単なる邪悪な破壊だった。小泉いわく、「格差が出ることが悪いとは思わない」 (2006年2月1日、参院予算委員会)この言葉の出何処は、小泉の生い立ちと深く関係している。。。“利権トライアングル”国交省天下り先に1888億円(ZAKZAK)http://www.asyura2.com/07/news6/msg/295.html

その最大の実行犯、「小泉純一郎」(元首相)&「竹中平蔵」(教授)、「売国奴」中の「売国奴」であるこの二人は
犯した罪を全て暴露された上で、全日本国民の前で断罪されなければならない。
 
逃亡は許さないし、許してはならない。当然の事ながら、彼らは現在、各方面より糾弾されている。

■勉強メモ:「小泉 純一郎」(こいずみ じゅんいちろう)
1942年〈昭和17年〉1月8日-は、日本の政治家。衆議院議員、内閣総理大臣(第87代・第88代・第89代(在任期間2001年4月26日 - 2006年9月26日))。 内閣総理大臣の在任期間は1,980日と、第二次世界大戦後の内閣総理大臣としては佐藤栄作、吉田茂に次ぐ第3位。また、中曽根康弘以来の、辞任せずに自由民主党総裁としての任期を全うした内閣総理大臣でもある。他に国務大臣として第132代外務大臣、第74代・第86代厚生大臣、第56代郵政大臣、第38代農林水産大臣を務める。祖父、父に続く3世の世襲政治家でもある。郵政民営化など米国からの要望をまとめた年次改革要望書の内容を実行に移した(ただ、郵政民営化については1970年代から主張していた)。靖国神社参拝により、中国・韓国の態度を硬化させ、在任期間中は首脳会談はもとより、首相特使派遣すらできないほどまでに関係が悪化した。アメリカ同時多発テロ後にテロ対策特別措置法を制定し、アメリカのアフガニスタン侵攻では海上自衛隊をインド洋に派遣し、イラク戦争後は米国主導の「イラク復興事業」に支援活動として陸上・航空自衛隊の派遣を決定した。
 
 
■勉強メモ:「竹中 平蔵」(たけなか へいぞう)
1951年3月3日‐は、日本の経済学者、政治家。学位は博士(経済学)(大阪大学・1994年)。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長・大学院メディアデザイン研究科教授。参議院議員(1期)、経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、内閣府特命担当大臣(金融担当)、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)、総務大臣(第6代)等を歴任。竹中が推し進めた新自由主義、アメリカ追従を基調とした政策の負の部分(規制緩和による業界秩序の崩壊、外資系金融企業の参入等)が、金融不安により、より負の部分が強調される事態となった為、竹中が行ってきた政策を否定や転換を模索する動きが、麻生内閣やかつての盟友、小泉内閣閣僚経験者を中心に強まっている。
 
 
(Wikipediaより)

まあ、「自浄作用」というのだろうか。「歪み」を作り出した者たちは、結局自滅するのである。私にとっては最早
細かい事はどうでもいい事だ。後は淡々と「情報拡散」のみである。
 
「情報拡散」により未だに気付かない日本国民の多くが目覚める時は近いだろう。やがて「地獄」が訪れ既存の
システム(仕組み)は破壊される。その苦しい時代を助け合って生き抜いて、新しい世界を築く努力をしよう。

「richardkoshimizu's blog」より以下転載
 
 
 
●郵政民営化とは、郵政ロックフェラー化の事だったんです。小泉の構造改革とは、日本をユダヤに売り渡すことだったんです。 2005.08.12
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/yuuseiminneika.htm

●小泉の郵政民営化の究極の目的は、ユダヤのための日本経済の破壊。国債暴落・恐慌の後に、銀行と企業をユダヤ資本がただ同然で買い漁る。 2005.10.15
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/minneikanoatogaomoshiroi.htm

「郵貯民営化→国債未達→国債暴落→金利急上昇→恐慌→超円安・株価凋落」「ユダヤ資本が買い漁り→有力日本企業のユダヤ化→日本経済のウォール街への隷属化」。

●小泉は、ウォール街のユダヤ資本に起用された傀儡政治家。やることなすこと、ロックフェラーのための利益誘導。 2005.10.15
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/kairaiseijika.htm

広域暴力団稲川会横須賀一家専属政治家小泉。稲川とブッシュ一族の犯罪的つながりから、日本の総理に抜擢された。
 
 
 

「植草一秀の『知られざる真実』」より以下転載
 
 

城内実氏「郵政利権=カイカク利権その3」と題する記事で、素朴な疑問を提示されている。

一、郵政民営化見直し、四分社化見直しがなぜいけないの?
二、「見直し断固反対」って今頃こんな態度とっているのは、もしかして国民の目からの「郵政利権(かんぽの宿)かくし」をするためではないよね?
三、数年前に私がある雑誌の鼎談で申し上げたが、郵政民営化をめぐる問題は、「改革派」対「抵抗勢力」の戦いではなくて、たった一握りの「売国派」対「国益擁護派」の戦いだった。
いや違うという反論を聞きたいのだけど。
四、新聞の社説を書く人も、経済学者も、多くの国会議員も郵政民営化の中身が本当に分かっているのかな。
五、あと郵政民営化をして良かったことがあったら教えて欲しい。
しかも具体的な数字をあげて。
六、全国に約2万局ある郵便局の事務機器や自動車、携帯電話などはこれまでできるだけ個々の郵便局が地元の業者から購入、リースしていたようだね。
(ここまで城内実氏のブログからの抜粋)

郵政民営化法第19条に「3年ごとに総合的な見直しを行い」との規定が明文化されている。「かんぽの宿疑惑」は郵政民営化の根本的な問題を表面化させている。問題がどこにあるのかを明らかにして、問題を解決することは当然のことだ。「見直し論議」に過剰反応を示して、「見直し」を封殺することが不合理である。

城内氏は、「8割近い国会議員は法案の内容が良く分かっていないかった」と指摘している。「かんぽの宿疑惑」が拡大しているが、郵政民営化法策定の段階から、「かんぽの宿」不正払い下げが画策されてきたとの疑いも浮上している。その経緯については改めて示す。

日本郵政は今回の「かんぽの宿」売却以外にも不動産売却を実施してきており、また、巨大不動産を開発する方針を示してもいる。日本郵政保有資産は紛れもない国民資産である。その貴重な国民資産が一部の特定勢力によって「私物化」=「利権化」されている現実が浮かび上がっている。

このような重大問題が浮上するなかであればなおさら、「郵政民営化の見直し」は不可欠である。小泉元首相や竹中元郵政民営化担当相の慌てふためいて見える、激しい反応が、「郵政民営化」に対する疑念を拡大させている。

2005年6月7日の衆議院郵政民営化特別委員会で、城内実議員が竹中平蔵担当相に質問した。
「郵政民営化準備室が発足したのが昨年の四月ですから、この昨年の四月から約一年間、現在に至るまで、郵政民営化準備室に対する、米国の官民関係者との間で郵政民営化問題についての会談、協議ないし申し入れ等、こういったものが何回程度行われたのか、教えていただきたいと思います。」

竹中氏は次のように答弁した。
「昨年の四月二十六日から現在まで、郵政民営化準備室がアメリカの政府、民間関係者と十七回面談を行っているということでございます。」

この経緯については城内氏自身がブログにも記されている。この延長上で、同年8月2日の参議院郵政民営化特別委員会で、民主党の櫻井充議員が、米国の通商代表ゼーリック氏が竹中氏に宛てた信書の内容を暴露した。

郵政民営化法案は米国の要請に従って詳細が定められたと推察される。竹中氏はその法案作成に、「前代未聞と言われるほど直接かつ詳細に係わった」(竹中氏の著書における竹中氏本人の表現)のである。

『文藝春秋』2009年1月号に読売新聞の渡邉恒雄氏へのインタビュー記事「麻生総理の器を問う」が掲載された。渡邉氏は竹中氏について以下のように述べている。

「僕は竹中さんから直接聞いたことがあるんだが、彼は「日本の四つのメガバンクを二つにしたい」と明言した。僕が「どこを残すんですか?」と聞くと、「東京三菱と三井住友」だと言う。あの頃はまだ東京三菱とUFJは統合していなかったんだが、「みずほとUFJはいらない」というわけだ。どうして三井住友を残すのかというと、当時の西川善文頭取がゴールドマン・サックスから融資を受けて、外資導入の道を開いたからだと言う。「長銀をリップルウッドが乗っ取ったみたいに、あんなものを片っ端から入れるのか」と聞くと、「大丈夫です。今度はシティを連れてきます」と言った。今つぶれかかっているシティを連れてきて、日本のメガバンクを支配させていたらどうなったか、ゾッとする。」

渡邉氏の証言に出てくる、
「当時の西川善文頭取がゴールドマン・サックスから融資を受けて、外資導入の道を開いた」
というのが、2002年12月11日に、竹中平蔵金融相が三井住友銀行の西川善文頭取、ゴールドマン・サックス証券CEOのヘンリー・ポールソン氏、同証券COOのジョン・セイン氏と密会し、その直後に、三井住友銀行がゴールドマン・サックスから5000億円の資金調達を実行したことを示している。この点は2月13日付記事に記述した。

竹中氏は自著のなかで、日本郵政株式会社のCEOを人選することが重要な仕事であり、2005年10月29日に西川氏に就任を依頼したことを記述している。

西川氏が初代社長を務めることになった日本郵政株式化会社傘下での郵貯資金と簡保資金の委託運用先を見ると、三井住友系企業、ゴールドマン・サックス、メリル・リンチの比重が異常に高いことが分かる。この情報については、「ふじふじのフィルター」様がより正確な情報を提供してくださっている。また、「かんぽの宿疑惑」の時系列整理も示してくださっている。

オリックス不動産への「かんぽの宿」一括売却について、鳩山総務相が「待った」をかけたことに対して、竹中氏は1月19日付産経新聞に稚拙な反論を掲載した。すでに本ブログで指摘したとおりである。竹中氏は次のように記述した。

「(「かんぽの宿」売却の時期や価格の判断は)市場や経営を知らない政治家や官僚に判断できる問題ではない。経営者が判断するべき問題である。そもそも民営化とは、民間の判断に任せることであり、経営判断の問題に政治が口出しすること、しかも機会費用の概念を理解しない政治家が介入することは、根本的に誤っている。」

竹中氏は、日本郵政株式会社が発足した時点で、「民営化」は成立しており、これ以降、「郵政」は民間会社であって、政治家や官僚が口出しすることは「根本的に誤っている」と主張しているのだ。

また、竹中氏は、2008年4月20日他に放送された「朝日ニュースター」BS放送番組『竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方』第3回のなかで、次のような驚くべき発言を示している。以下の記述は、同放送を再構成した「ダイヤモンドオンライン」に掲載された「サブプライム危機の真実 民営化した郵政は米国に出資せよ」と題する記事からの引用である。

「そこで今回、ニッポンの作り方として、「民営化された日本郵政はアメリカに出資せよ」とぜひ申し上げたい。」

「翻って考えると、日本にはかつてとんでもなく巨大なSWFがありました。それが今の日本郵政なんです。資金量でいうと300兆円。他のSWFとは比べ物にならないほどのSWFがあったんです。民営化したので、今はSWFではない。だからアメリカから見ると安心して受け入れられる、民間の資金なんです。」(引用ここまで)

竹中氏は「民営化したので、今はSWFではない」と述べるが、当時はもちろんのこと、2009年2月段階でも、日本郵政株式は100%政府が保有している。「株式会社形態」に移行しただけで、「日本郵政」は純粋な国営企業、国有企業である。

日本郵政が保有する300兆円の資金は日本国民の貴重な、かけがえのない資金である。その資金を、まるで自分のポケットマネーのような感覚で勝手に使われたのではたまらない。

昨年春にもし郵政資金が米国サブプライム危機対策に流用されていたら、いまごろどのような事態に陥っていただろう。想像するだけでゾッとする。

郵政民営化プロセスにおける重大な構造的欠陥についての記述は機会を改める。

明確に認識しなければならない重要な事実は、「株式会社形態に移行した後は、日本郵政経営者の判断がすべてであり、所管官庁や政治家が監視することは「根本的に間違っている」との、現在の所管大臣に対する反論を全国紙に掲載して恥じないような人物が、「郵政民営化」を取り仕切ってきたという恐るべき現実である。

日本郵政も日本郵政保有資産も「かんぽの宿」も、紛れもなく貴重な国民資産なのである。特定勢力の利権を満たすために、勝手に流用することを許すことは出来ないのだ。

「郵政民営化」を取り仕切ってきた人物が、このような基本判断を有していることを踏まえれば、日本郵政公社ならびに日本郵政のこれまでの業務を全面的に再調査する必要が生まれる。資金運用委託先の決定がどのようなプロセスを経て決定されたのかも明らかにされなければならない。

「かんぽの宿」は巨大な闇にメスを入れるための突破口の役割を担っている。

郵政民営化法第二条(基本理念)には、
「国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与することを基本として」
(郵政民営化が)行われると明記されているが、現実には、
「特定の利権勢力の利益に寄与することを基本として」
になってしまっているのではないか。

私は「郵政民営化」そのものに全面的に反対するわけではない。しかし、巨大組織であり、巨大資産を保有する機関であるだけに、国会と国民による完全な監視を満たすことが不可欠である。ずべての問題を明らかにするまで、株式売却等を凍結することが不可欠だ。

2009/2/17

Microsoft opens new Irish games lab

「Microsoft opens new Irish games lab」
 
概要:
 
「Microsoft」アイルランドは、ティペラリー院の学生に、ソフトウェアやゲームポートフォリオの構築を支援する為、
新しいゲーム開発研究所を開設した。
 
目的は、アイルランドの、ゲーム開発およびエンタテインメント業界が求める、スキル向上及び、海外での成長
への開発支援である。
 
開店を記念して、ティペラリー、リムナハ、ダブリンから、70の学生実験室でのワークショップに参加した。
 
生徒たちは、古典的アタリコンピュータゲーム、小惑星のバージョン作成に最新の「Microsoft XNA」ゲーム開発
技術を使用した。

「今日の経済環境にイノベーションが重要とされたことはありません。」

「我々は真の知識経済の事業で、技術と社会の中で大規模な技術革新を採用する必要があります。ゲームの
 開発技術を確立する事は、中小企業、グローバルプレーヤーの両方からの要求に基づいています。」
 
ケビンマーシャル博士(学術プログラムマネージャ)
 
・・・
 
との事である。「Microsoft」は、これまでもグローバルに学生支援を展開しているが、大学と共同でゲーム開発の
研究所を開設する事例は興味深い。「XNA」を使用した学生のインディーズゲーム開発を通して将来の人材確保
に本腰を入れてきているように思う。日本ではまだまだ立ち遅れている印象が強い。
 

「Business And Leadership」より 【Microsoft opens new Irish games lab
 
Software giant Microsoft has opened a new Games Development Laboratory at the Tipperary Institute to help students build their software and games portfolio.
 
The idea behind the laboratory is to assist in the development of the skills sought after by the growing games development and entertainment technology industry in Ireland and abroad.

To mark the opening, which took place during Engineers Ireland Week of Wonder, some 70 students from Tipperary, Limerick and Dublin took part in workshops at the lab.
 
The students used the latest Microsoft games development technology XNA to create their version of the classic Atari computer game Asteroids.

“Tipperary Institute views investment in technology as crucial to our students' learning experience, and for the future development of the knowledge-driven economy," explained James Greenslade, director of ICT at Tipperary Institute.

“We aim to develop students who are innovative and dynamic - something which is vital for our economy. To achieve this, we must have access to technology and to networks, something Microsoft is providing for us through its sponsorship.

The new laboratory was completed in time to host the annual Games Fleadh, which brings the games industry and secondary and higher-education students from across the island of Ireland together.

“Innovation has never been as important as it is in today's economic climate," explained Dr Kevin Marshall, academic programme manager, Microsoft Ireland, who officially opened the laboratory.

“We need to embrace innovation in business, in technology and in society at large if we are to position Ireland as a true knowledge economy. There is a demand for skills in games technology, both from established global players and also from smaller companies based here and abroad.

“The growth of online technology means the skills students will learn on the course will be relevant and in demand," Marshall said.
2009/2/16

絶滅危惧種「日本人」の末路

私の現在唯一の興味は「この世界の結末」だけである。
 
その他の事、つまり自身の他愛ない日常や、娯楽・文化への興味、スポーツや芸能などのくだらないニュース、
政治・経済の激変、倒産・失業などの大社会問題さえも全て色褪せて、最早「瑣末な俗事」にしか感じられない。
 
細かい事はもうどうでもいい。これから全ての人類に例外なく「地獄」が訪れるのだから。
 
かといって「無関心」である事はありえない。「この世界の結末」を見届けるために、日々出来る限りアンテナを
張り巡らせ「世界俯瞰」しその時への備えもしている。(まあ、たかが私一個人のやれる事など知れているが。)
 
現在世の中は、「世界金融恐慌」による資本主義経済破綻が、企業倒産・人員削減を加速させ、失業者が溢れ、
その生活を破壊され、財産も住所も失い、路頭に迷い、ホームレスとなり、挙句に餓死、という事態が急増して
いる、かつてない未曾有の危機に対して、皆とてつもない不安に包まれている。
 
しかし、これはまだまだ序章である。「明日は我が身だから。
 
今のところ、表向きはまだ平穏に見える。自分には関係ないと思っている、あるいは、楽観的で危機感の欠片も
ない大部分の人々が厳しい現実を忘れようと、娯楽・快楽に一時的な逃避を求めているように感じる。
 
「メディア」はそんな人々の消費を必死に煽ろうと華やかな広告を垂れ流しそれに乗せられた人々が偽りの幸福
に浸っている。
 
言ってみれば、炎に包まれた家の中で、あるいは、沈没寸前の客船の中で破滅がすぐそこまで迫っている事に
気付かず、もしくは、目を背け、娯楽・快楽に興じているのである。以前の私はそれを愚かだと憤ったが、もうどう
でもいい。結局なるようにしかならない。
 
以下の記事はそんな日本人の成れの果ての一つだろう。ユーモアと皮肉たっぷりにシミュレートした絶滅危惧種
「日本人」の末路である。
 
※元ネタは「ニホンザリガニ」の衰退について。
 
笑うに笑えないほぼ100%正しいであろう厳しい現実がそこにある。しかし全ては「再生」のための「破壊」である
と確信する。生まれ変わるためには一度死ななくてはならない。
 
例え今の「日本国」が、「日本人」が滅亡したとしても、その先に新たな世界を築いて、明るい未来へ進んでいける
と確信している。だからこれからの「地獄」がどんなに苦しくても、一旦は滅亡を受け入れなくてはならない。
 
これまでの社会への全ての「執着」を捨て去ろう!
 
まあ、それが理解出来る人は少ないだろうが・・・。理解出来ない人はホントに「地獄」行き、ただそれだけであろう。

「To live is to think.」より抜粋 【絶滅危惧種 日本人
 
 
ニホンジンは、日本国のいたるところの都市、集落に生息が見られていました。しかし、近年は生息地の開発が進んだことで、原子力発電の事故や琵琶湖の水銀の問題など、ここ20・30年の間に急激に生息環境が悪化し、その生息地は年々狭められています。更に2012年には人的資源としてチュウゴクジンが移民され、北海道ではニホンジンの個体の減少に拍車がかかり、2030年には環境省レッドリストにおいて『絶滅危惧II類(VU)』に指定されてしまいました。
 
何故この種が減少傾向にあるのかというと、生息するための場所に厳しい条件が求められるからだと考えられます。
 
・失業の問題
・賃金の安いガイコクジン労働者、移民の増加
・少子高齢化
・食料、エネルギーの自給問題
・貧富の格差
 
また、最近のニホンジンは成熟するまでに30-40年の歳月を必要とし、産卵数も他のガイコクジンに比べ非常に少ないことから、生息個体数が減少するとその回復にも時間が掛かると考えられます。
 
更に、近年爆発的に個体数を増加させ生息域を拡大しているチュウゴクジンが、ニホンジンの雇用の減少に拍車をかけています。チュウゴクジンは比較的厳しい環境でも適応できるため、生息域の競合や直接的な捕食なども懸念されます。また、鳥インフルエンザを蔓延させる恐れもあると言われています。
 
そのために現在は、特定外来生物に指定され、少しずつですが隔離、特別居住区などを設ける取り組みが実施されてきています。
 
ニホンジンは、今やかなりの勢いで追いつめられ、個体数は減少の一途をたどっています。もし開発地域で生息が確認された場合、まずは現状の把握が必要かと思います。その後、ミチゲーションの考え方に則り、対処を行う必要があるでしょう。
 
ガイコクジンの私ですが、小さい頃(30年ほど前)は、よく近くのカジノに出かけ、ニホンジンのウサギを沢山獲ってきて育てたものです。ちょっとした沢で大小様々な個体が石の下や泥の中に居たのを今でも鮮明に記憶しています。
 
確かにガイコクジンに較べ、成熟しても個体は小さく、その色彩ゆえの弱々しい姿が迫力に欠けますが、なんともゆっくりと生きている感じがし、今では優雅にすら感じられます。今回お話したように、様々な影響に左右される弱い生き物です。今後もニホンジンとして生き延びることができるのか?と心配になります。
 
小さい頃に遊んで貰ったニホンジンの恩を少しでもお返しできればと・・・。
2009/2/15

1/144 HG GNX-609T GN-XⅢ ESF TYPE

昨日完成。今回のお題。「ジンクスⅢ(連邦軍型)」です。【公式サイト
 
 【BANDAI HOBBYSITE】 【購入
 
以前作った「ジンクスⅢ(アロウズ型)」と同一のデザインですがカラーリングが異なります。それだけで全くの
別物に見えてしまう好例です。デザイン上、「色」は重要ですね。
2009/2/14

ゲーム業界の3月危機は・・・

ゲーム関連の気になる記事をピックアップ。3月年度末決算に向けてゲーム業界大手メーカーの業績はやはり
軒並み芳しくないようです。
 
一部増収増益の企業もありますが、今後の見通しは下方修正となっており、全体的に見ればかなり厳しいかと
思います。
 
「3月危機」が近づいて来ました。世界的不況の中でゲーム業界もいよいよ激震に晒されようとしています。
 
今春以降、あらゆる産業が壊滅的打撃を例外なく受けることでしょう。個人的には、今は動向を注視する事しか
出来ませんが。さて・・・。
 
※最早ゲームやってる場合ではないですが、私はそれでもやっぱりゲームFANなので悪しからず。。。

「iNSIDE」より
 
 
スクウェア・エニックスは平成21年3月期 第3四半期(4月1日~12月31日)業績を発表しています。それによれば、売上高1034億8800万円(前年同期: 1142億9300万円)、営業利益127億6800万円(179億0900万円)、経常利益106億6300万円(173億5400万円)、純利益52億5900万円(90億9500万円)でした。
 
第3四半期は、『ドラゴンクエストV』(DS)、『クロノトリガー』(DS)、『ディシディア ファイナルファンタジー』(PSP)、『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-』(PSP、欧州)、『ラストレムナント』(Xbox360)、『インフィニット アンディスカバリー』(Xbox360)などを発売したほか、オンラインゲームやモバイルコンテンツは引き続き好調でした。一方でタイトーのAM事業は健闘したものの、営業損失でした。
 
昨日もお伝えしていますがスクウェア・エニックスは、『ドラゴンクエストIX』を来期の7月に延期すると発表しています。このことから通期の業績予想を、売上高1330億円(-16.9%)、営業利益120億円(-42.9%)、経常利益100億円(-50%)、純利益45億円(-62.5%)と下方修正しています。
 
 
バンダイナムコホールディングスは平成21年3月期 第3四半期業績を発表しました。それによれば、売上高3156億4700万円(前年同期: 3356億0200万円)、営業利益198億4100万円(257億7200万円)、経常利益216億5800万円(282億4100万円)、純利益90億1900万円(147億1200万円)となりました。
 
景気後退による個人消費の落ち込みは深刻で、事業セグメント別ではゲームコンテンツ以外の全部門で前年同期を下回る成績となりました。
 
ゲームコンテンツ事業では200万本を超えた『ソウルキャリバーIV』を筆頭に、国内では『ガンダム無双2』(PS3/Xbox360/PS2)や『太鼓の達人Wii』(Wii)、『機動戦士ガンダムVS.ガンダム』(PSP)、海外でも『ファミリートレーナー アスレチックワールド』(Wii)が好調な売れ行きを見せました。業務機用や携帯向けも堅調に推移しました。
 
一方で、トイホビー、アミューズメント施設、ネットワーク映像音楽コンテンツはいずれも売上高が10%近いマイナスとなっています。通期の業績予想は変更せず、中期経営計画に基づく「ポートフォリオ経営の強化・充実・拡大」を推進していくとしています。昨日もお伝えていますが、D3パブリッシャーの買収も発表しています。
 
 
カプコンは平成21年3月期 第3四半期業績を発表しました。それによれば、売上高が472億2300万円(前年同期比8.6%減)、営業利益が26億1300万円(57.2%減)、経常利益が21億0700万円(67.7%減)、純利益は1億7900万円(95.0%減)となりました。
 
それぞれの数字で大幅な減少となっていますが、これは、コンシューマー向けの大型タイトルが第4四半期に発売予定になっていることや、アミューズメント施設の不振、コンテンツエキスパンション事業の悪化によるものだということです。更に急激な円高による為替差損、オンラインコンテンツやアミューズメント施設における特別損失の計上も挙げられています。
 
通期の業績予想に関しては、第4四半期に『BIOHAZARD5』『ストリートファイターIV』などの大型タイトルが控えていて動向を注視する必要があることから据え置いています。コンシューマー用ゲームソフト事業は年末商戦に大型タイトルがなかったことから前年同期と比べて売上高、営業利益ともに減少。アミューズメント施設事業は客層の拡大策を打ち売上高は増加したものの、営業利益では-80.2%と大幅な減少。アミューズメント機器事業では『ストリートファイター4』や『タツノコvs.カプコン』の投入で厳しいながら黒字転換。コンテンツエキスパンション事業は携帯向けコンテンツや遊技機向け機器も軟調でした。
 
 
コナミは2008年4~12月期の業績を発表しました。それによれば、売上高2340億1100万円(前年同期比 5.1%増)、営業利益347億1200万円(25.7%増)、純利益178億2600万円(17.2%増)と、増収増益となりました(いずれも米国SEC基準)。
 
第3四半期は、『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』や『METAL GEAR ONLINE』、サッカーゲーム最新作 『WORLD SOCCER Winning Eleven 2009』(海外名 『PRO EVOLUTION SOCCER 2009』)など、デジタルエンタテインメント事業が業績を牽引しました。また、デジタルエンタテインメント事業、健康サービス事業、ゲーミング&システム事業、全てのセグメントで増収、営業利益を確保しています。
 
部門別では、デジタルエンタテインメント事業で得意とするサッカー・音楽タイトルが堅調に推移し、『METAL GEAR ONLINE』は世界累計100万アカウントを達成しました。販売本数は前年同期の1781万本に対して、2235万本と大幅に伸びました。健康サービス事業では運営施設が前年同期と比べて21店舗増えた一方で、会員数は3.1%の減少となりました。ゲーミング&システム事業では北米市場を中心にマシンや施設設備の導入が順調に進んでいるとのことです。
 
通期では堅調に推移する見通しであるものの、景気後退の影響も考えるとして、通期予想を僅かに下方修正しています。修正後の通期の業績見通しは売上高3070億円、営業利益390億円、純利益185億円となりました。
 
 
コーエーとの統合を決めているテクモは、平成20年12月期通期業績を発表しました。それによれば、売上高70億3000万円(前年同期: 66億5900万円)、営業利益15億4600万円(16億2900万円)、経常利益11億5000万円(16億9800万円)、純利益1億9700万円(9億4700万円)となりました。ゲームは好調でしたが、その他の部門が足を引っ張りました。
 
本業であるゲーム事業では、全世界100万本を超えた『NINJA GAIDEN 2』(Xbox360)、任天堂との共同プロジェクト『零~月蝕の仮面~』(Wii)、『DS山村美紗サスペンス』(DS)、『ノストルジオの風』(DS)、『MosterFarm DS2』(DS)、『DS西村京太郎サスペンス2』(DS)、『アルゴスの戦士 マッスルインパクト』(Wii)を発売したほか、『NINJA GAIDEN Σ』のリピートやベスト版が好調で、231万5000本を販売しました。ゲーム事業は営業利益、営業利益ともに前年比プラスの成績でした。
 
一方で、オンラインゲームの『モンスターファームオンライン』のサービスを一時停止したほか、パチンコ・パチスロ、おりじんるキャラクターのライツ事業、アミューズメント施設などが苦戦し足を引っ張る形となりました。
 
コーエーとの統合に伴い、これまで12月を期末としていたものが3月末へと変更になります。よって、次の会計年度は2009年1月1日~3月31日の3ヶ月間となります。また統合に合わせて、ゲーム開発費をこれまで仕掛かりとして処理していたものを、発生時に費用計上する方式に変更することに伴い、たな卸資産約33億円を特別損失で処理するとのことです。これにより翌期の業績予想は、売上高14億7000万円、経常損失11億8000万円、純損失50億円となります。
 
 
任天堂は平成21年第3四半期業績を発表しました。この平成20年4月1日~平成20年12月31日の期間の売上高は1兆5363億4800万円、営業利益は5013億3300万円、経常利益は3524億8800万円、純利益は2125億2400万円となりました。
 
第3四半期までの業績が昨年度を大きく上回るものであった一方で、急激な円高により、保有する多額の外貨に影響があり、任天堂は第3四半期に1742億3300万円を営業外費用で計上しています。
 
また今年3月末までの通期業績も、景気悪化や円高の影響を考慮して、下方修正されています。修正後の数字は、売上高が1兆8200億円(修正前: 2兆円)、営業利益が5300億円(6300億円)、経常利益が3700億円(5800億円)、純利益が2300億円(3450億円)となります。
 
 
ゲームパブリッシャー世界大手の米エレクトロニック・アーツが発表した第3四半期業績は、昨年同期よりも更に損失が拡大し、6億4100万ドルの赤字となり、同社CEOのJohn Riccitiello氏は本日開催したカンファレンスコールにて、新たな人員削減とオフィスの閉鎖、複数タイトルの開発中止などのリストラ策を発表しました。ただし損失の多くは3億6800万ドルのモバイルゲーム企業の買収負担と、2億4400万ドルの繰り延べ税金資産の取り崩しとなっています。
 
一方でJohn Riccitiello氏は年末商戦後に明らかにしたリストラ策を更に進め、従業員の約11%に当たる1100名の削減、12のスタジオの閉鎖を打ち出し、ゲームソフトの面では、発売するタイトルを約30%ほど絞り込み、これまで以上に任天堂プラットフォームに注力する方針を明らかにしています。発売タイトルは2009年度に149タイトルだったのが2010年度には125タイトルになる見通しです。
 
具体的なタイトルではPS3とXbox360の『Dead Space』などのコアなIPもハードの特性を活かした形で移植することを明らかにしています。加えて「EA Sports Active」で『Wii Sports』や『Wii Fit』のような成功を目指したいとしています。また、更なるクオリティアップを目指すために『シムズ3』『ゴッドファザー2』『ドラゴンエイジ』の発売を来期に延期するということです。
 
 
米国の大手ゲームパブリッシャーであるTHQは、2008年第3四半期(10月1日~12月31日)の業績を発表しました。昨日はエレクトロニック・アーツの業績とリストラ策をお伝えしていますが、THQも非常に厳しい決算となりました。四半期の売上高は3億5730万ドルで、昨年同期の5億0960万ドルと比較して大きく落ち込みました。利益面でも1億9180万ドルの損失となりました(昨年同期は1550万ドルの利益)。
 
社長兼CEOのBrian Farrell氏は「THQは年末商戦に向けて高品質のタイトルをリリースしましたが、厳しい市場環境の中で計画を達成することができませんでした。今後は注力タイトルを絞り込み、黒字化を目指していきます。また、景気後退期にあることを鑑み、1億2000万ドルのコスト削減を追加で行っていきます」とコメントしています。
 
THQは11月に今後の方針として(1)厳選されたタイトルに注力する(Saints Row 2、Red Faction: Guerrilla、Darksidersなど) (2)格闘ジャンルの強みを拡大する(WWEやUltimate Fighting Championshipなど) (3)ポートフォリオを改善して子供向けブランドの利益を拡大する (4)カジュアルゲームブランドの強化(ブロブやドローントゥライフなど) (5)オンラインマーケットの拡大に対応する を掲げています。
 
決算報告の中ではそれらが一定の成果を上げていることが報告されています。例えば『Saints Row 2』は260万本の販売とメタスコアで82点の高評価、『WWE SmackDown vs. Raw 2009』は400万本の販売と80点の評価、『ブロブ』も70万本の販売と81点の評価、スポーツゲームの『Big Beach Sports』も120万本の販売となっています。
 
財務面では既に一部タイトルの開発中止やスタジオの閉鎖などに踏み切っていますが、今後も従業員の約24% 600人の削減などリストラを進めていくということです。日本法人でも人員削減が行われている模様。
2009/2/13

備蓄買出(第二回)

13日の金曜日・・・。午後から外では激しい風雨が吹き荒れている。まるで暗雲が立ち込める現況を表しているか
のようだ。何かが起こりそうな予感さえしてしまう。
 
2月も半ばになり折り返し点に差し掛かった。現況は日に日に切迫していると感じる。もうあまり時間はないだろう。
 
しかし、
 
「メディア」は相変わらずクダラナイ番組ばかり垂れ流し、街では能天気にヘラヘラ笑っている若者達の姿が目に
付き、「今は景気が悪いけど何とかなるさ」と楽観ばかりしているどこにでもいる近所のオジチャン・オバチャン達
の的外れな戯言や、おバカな芸能人の姿など、大部分の日本人には危機感の欠片もないように思える。
 
勿論、私やその身内にも言える事だが、恐ろしい事である。まあ「地獄」は確実に来るのだから、間もなくその時が
来れば、どうなるかは誰でも分かるだろう。どうであれ、なるようにしかならない・・・。
 
昨日は近所の「業務スーパー」まで車を走らせまた備蓄用食糧の買出をした。ついでにその近くのホームセンター
で非常用災害グッズと、自給自足のための園芸用品を見てきた。素人でも、芋やトマトなど手軽に出来そうなもの
が結構あった。
 
これから、自給自足は必ず必要になるだろう。近い内にまた、準備にとりかかろうと思っている。
2009/2/12

「資本主義社会」の破綻が示された~新しい世界を目指して

「資本主義社会」は破綻した。現在崩壊中であり、そしてそれは当然の帰結でもある。これまで見かけ上の数字
だけで実体と大きく乖離した「好収益」「好景気」「急成長」等は、文字通り見かけだけの「ハリボテ」であったのだ。
 
そして、その「ハリボテ」の裏は小さな綻びを無数に内包していた・・・。例えば、大部分の日本国民を無視し貧困
においやり、その一方で大資本・特権階級の利益を優先したからである。
 
よって、いつかは破綻する事が分かっていた筈である。しかし成長する社会は目先の利益しか見る事が出来ず、
今、「ハリボテ」のメッキが剥がれ落ちて、これまでに蓄積した無数の綻びが一気に拡がっただけの話である。
 
以下の記事の通り、皮肉な事に破綻した現在になって「経済学」の統計数字はそれをハッキリと示したのである。
 
まあ、私は「経済」の専門家ではないし、「経済」にはもう興味がない。細かい数字を基にした詳細な検証などは
分からないが、現在の世界が崩壊していく様を注視するために注目しなければならないので、参考にしている。
 
これから起こる事を鑑みれば、
 
どんなに「経済対策」をしようとも、もう二度と、景気が回復する事はないし、これまでの社会に戻る事もない、と
断言できよう。
 
要するに、これまでの「カネ」「資産」「利権」などに執着して現在それを守る小賢しい事ばかりに現を抜かす者は、
これから訪れる「地獄」により、全て淘汰されるという事である。
 
これからの新しい世界に「カネ」や「金融」やこれまでの「資本主義社会」の延長である「経済」は一切必要ないと
確信する。
 
後は、これまでの苦痛から解放された素晴らしい、新しい世界を目指して「地獄」を助け合って生き抜く事だけで
ある。

■勉強メモ:「ハートランド理論
 
英国の地政学者、ハルフォード・マッキンダーの提唱した理論。マッキンダーは世界史をランドパワーとシーパワーの相克であるとみなしたが、マハンの理論はランドパワーに対する理解が不足していると批判した。鉄道などの発展によって、海運力に拠らずに大軍の移動が可能となったことを見落としているというのである。
 
(はてなキーワードより)

 
経済学がたいへんだ。:内閣府、平成の不毛な成長を戦後最長の景気拡大と認定
 
この統計結果は、経済学的快挙である。
 
1月29日の新聞によると内閣府は、いざなぎを越える景気拡大期間を2千2年2月から2千7年10月までと発表した。
 
この発表の内容は、我々日本にとっては非常に不幸なものだが、しかし経済学的には画期的なものである。しかもハートランド理論の正しさを立証するものになっている。この景気拡大の認定を私達日本人全体を含め、経済学者、政治家、評論家もすべて、如何に特別な出来事であったかを認識しなければならない。これを見逃すようでは経済を語る資格はない。
 
この景気拡大は本当のものではなく、デフレ下の経済成長であり、実際は経済が消耗していたに過ぎない。経済は縮小し、なお資金が減少し続けているのである。特に日本の全企業、全個人や政府の全資産や、全所得が縮小したのである。一部企業の高利益でも全体を引っくるめると沈んでいるのである。
 
1、生産曲線が右下がりであることを立証した成長。
 
第1、この戦後最長の景気と言われる景気拡大期間の最大の特異な特質は、名目雇用者報酬の伸びがマイナスになったことである。第2に、名目GDP成長率が常に実質GDP成長率の下位に位置していたことである。
 
雇用者報酬の伸びがマイナスになったことは、この拡大期間の最初の報酬額より、最後の報酬額の方が下回ったのである。所得が成長の始まりより終わりの方が少なくなったのである。ここに日本の低所得化が進んだことが立証されたのである。

世間ではマスコミの受け狙いから格差問題と言われているが本質は低所得化なのである。これは経済理論上では生産曲線が右下がりになったことを意味する。生産量を増やすと所得が下がることを意味する曲線である。
 
私達は長く経済理論で生産曲線が右上がりである事を常識として、あるいは誰も疑う事のない前提として理論を組み立て、その理論を応用して、政策論や解説をしてきました。しかし今ここに完全にもはや生産曲線が右上がりであるという常識は通用しなくなったのです。

ハートランド理論で指摘したようにデフレでは生産曲線が右下がりであることが実際に国の統計によって立証されたのです。5年もの歳月の間、所得が下がったことは一時的な現象であると言うことはできません。これ以降、日本の現経済を語る場合、生産曲線が右上がりの前提で書かれた経済理論やその説明は、意味をなさないことになります。
 
2、働けど働けどその暮らし楽ならず。
 
さらにもう一つの重要な特質はこの期間中名目GDPが常に実質GDPを下回っていたことです。これは物を作っても作っても所得が生産量の増分以下の割合でしか所得が伸びないことを物語っています。すなわち生産量の増大が所得の増大をもたらさないことを意味しているのである。このことが理解しにくければ、逆の場合を考えればよいでしょう。
 
名目GDPの成長率が、実質GDPの成長率より大きい場合、物の生産の増加以上に所得が増加することになる。これがインフレである。デフレはその逆の現象であるから、生産の増加が所得を低下させるのである。
 
それ故デフレでは、これまでの常識であった財政出動による生産者優遇策が景気を拡大させるという理論的根拠を失ったことを意味している。所得線が45度かそれ以上の角度の場合、名目GDPが実質GDPを上回り、生産曲線は右上がりであるから、生産量を増大させれば、所得はそれ以上に伸びることになる。それ故生産者を優遇することは経済理論上当然のことである。
 
しかし所得線が45度以下の角度になると、名実GDPは逆転し、生産曲線は右下がりを描くため、生産者を優遇し生産を刺激することは、所得が減少するため、経済理論上当然やってはならないことになる。

低金利による生産者への過剰融資や、補助金政策、公共投資策が、所得の増大をもたらさず、借金の増大と、過剰な販売競争から低価格、過剰サービスを招き、付加価値に対する貨幣の評価減少させるのである。結局それは経済を消耗させるだけであったことが分かったのである。
 
この成長と呼ぶ期間に、国の借金が増大し、名目GDPが世界で19番目に落ち込み、低所得者層が増えたことは、統計以上に実感として私達に刻印されている。私はこのような現象を、デフレ下における消耗と呼び偽装成長と呼んできたが、平成の不毛成長というべきかもしれない。
 
3、地軸の低下。
 
なぜこのようなことが起こるのか。このような現象が起こるのは、国民所得を形成する産業経済基盤において、資金量が生産量(生産能力)に比べて著しく少なくなっているため、所得線が、45度以下に角度が下がっているからです。貯蓄量以上に借金や負担が増えた事が原因です。(バブルの資産の大崩壊が大借金を作った。)
 
 現在の日本の経済的位置関係 デフレの生産量増強システム、デフレのメカニズム等参照)
 デフレ・インフレの一般理論第3章デフレのメカニズム参照)
 
ここでデフレの定義をしておこう。

デフレの定義:デフレは生産量に比べて著しく資金量が減少したため、消費不足から、低価格競争が起こり、利潤が減少するため、資金が継続的に市場から減少するものである。今回の内閣府の認定した景気拡大の統計結果から、ほぼこの定義が正しいといえるだろう。
 
4、低所得化の原因
 
このようなデフレにおいて、日本政府は低金利をとり、企業への補助金政策(構造改革補助、研究開発補助、雇用促進等)公共投資策などを取り、徹底して生産量を引き上げる方策を取ったのです。
 
その結果消費が少ないところへの生産物増が、返って低価格競争や過剰サービス競争を招き、利潤の低下から、低賃金を余儀無くされたのである。政府の補助金による生産刺激は、所得増にならず反対に低賃金の過剰労働をもたらし、補助金は借金となって国民への負担を増大させたのである。これが名目GDPが実質GDPの下位にきている原因である。
 
日本の低所得化の原因は、市場原理主義の追求や構造改革、自由化よりも、今まで常識的に行われてきた低金利、公共投資、補助金政策などの生産を刺激する政策を、積極的に行ったことの方が大きい。それがデフレを促進した最大の原因である。
 
消費者側に資金を入れる政策をしなかったことが、この低所得化を推進し、経済を不毛に消耗させ衰弱させたのである。私達は働きに働き、そして貧乏になっているのです。働きに追いつく貧乏があるのがデフレなのです。我々は消耗し、同士討ちを繰り返しているのです。
 
5、輸出による(カモフラージュ)隠蔽、隠された内需の衰退。
 
この間日本経済の生産量が大きく増大したのは、外国向けの輸出品が好調であったからであった。内需の衰退が余計に外需寄与度を強めたと言えるだろう。外需が絶好調であったにもかかわらず、所得が減少し続けたことは如何に内需の衰退が激しかったかを物語る物である。
 
内需の衰退は、大企業に輸出を加速させ、輸出品の増大は、国内の市場に回らないため国民所得を低下させる原因である。また低所得化からくる消費者の商品への低価格志向は、商品の低価格化を促し、それが輸入品の拡大をもたらし、国内市場をさらに衰退させたのであった。
 
しかしこの期間中、政策担当者は、内需の不振にもかかわらず、統計上で、外需の所得を足し算し、内需の衰退に目をつぶり、好景気を装っていたのである。単に物をたくさん作っただけを、好景気と判断し自分たちの失敗でないように取り繕っていたのである。好景気は外国であり日本ではなかったのは誰もが知っていよう。それが、実感のない景気拡大の真の姿なのであった。
 
人によれば後2、3年輸出の好調が続けば日本経済は回復したというような人がいるが、それは間違いである。恐らく2、3年後に多くの内需産業は壊死し始めたであろう。なぜなら地軸が下がった経済では、いくら生産量を増やしても、所得が上昇しないからである。
 
今現在は、輸出産業もだめになった。このまま放っておけば、競争力旺盛な、しかも死ぬまで戦いをやめない日本の産業界は、果てしもなく生産物を増強し、しかも低価格で売りつくそうとするであろう。果てしない同士討ちの末、壊死することになる。さてどうすればいいのであろうか。
 
6、デフレからの脱出
 
日本がデフレから逃れる方法は、生産者への優遇策や補助金政策ではなく、消費者への補助金政策、優遇策や還元策を取ることに尽きる。これは、所得線が45度以下に下がったデフレではこの角度を上昇させる方策が必要なのである。そのためには資金を市場に供給することが大事なのである。ガソリン税の低減、高速代金の低減、生活保護以下の所帯への助成、さらに消費税を下げることがデフレのような消費不足の経済では最高の政策となる。
 
7、理論的根拠を失った財政出動による経済対策
 
この内閣府の発表した経済データは、これ以後同じように生産量を増強しても所得を伸ばすことはできないことを表している。逆に生産量増強は所得を減少させるのである。それ故現在の生産者優遇の経済政策、低金利、過剰融資、生産者への補助金、公共投資などを行うことは、国民への犯罪であり即刻是正させなければならない。
 
現政権が取る財政出動はほとんどが、生産者優遇策である。高速代金の低減が評価できるが、その他の多くは、無意味な借金増大策に過ぎず、これまでもデフレにおいてなんら効果を上げなかったものである。
 
それを3段ロケットのようにしかも大規模に行うことは、長篠の戦いの武田騎馬軍団の、壊滅を思い出させる。3段の波状攻撃は騎馬軍団だけの壊滅の止まらず武田家の滅亡をもたらした。それは日本の滅亡を意味する。
 
野党、与党の有志、そして先進的な日本の国民は、この内閣府のデーターをもとに、経済政策を変えさせるか、倒閣をすべきである。その十分な理由が存在するのである。バブル崩壊以後とり続けた上げ潮政策や、成長戦略、IT戦略などすべて生産者への優遇策であるためことごとくデフレの壁に跳ね返されたのである。
 
今ここで再び同じ暴挙を繰り返させてはならない。今度は外需(という神風が吹かないため)が全く寄与しないため、悲惨な結末を迎えよう。野党、国民、与党有志、この暴挙を身を挺して阻まなければならない。でなければ日本の未来はないであろう。
 
今やはっきりと理論だけでなく統計上にも結果が現れたのである。これ以上の根拠があろうか。日本は今世界に先駆けてこの経済的不況を克服できる唯一の国である。しかし今のこの財政出動では最初に回復するのは困難であり、最後尾になるだろう。あるいはご破算(デフォルト)になろう。
 
一言主。
 
戦後最長の景気拡大2千2年2月より2千7年10月まで

           実質GDP 名目雇用者報酬の伸び率
内閣府データ  2、1%    ー0、1%
ニッセイ基礎研 2、1%    ー0、7%
2009/2/11

ポルターガイスト

【最近よく聴くオススメCD】 アルバム「愛のポルターガイスト」より「ポルターガイスト」
 
 
Music by 「小島麻由美」
 
1. ポルターガイスト
2. 眩暈
3. 赤と青のブルース
4. 黒い革のブルース
5. ハードバップ
6. 月の光
7. 恋はサイケデリック(アルバム・ヴァージョン)
8. ロックステデイ ガール(アルバム・ミックス)
9. 愛しのキッズ
10. 光と影
 
42分
2009/2/10

「XBOX360」関連記事090210

「XBOX360」関連の気になる記事をピックアップ。

 
マイクロソフトは、保障期間が終了した初代Xboxの修理サポートの提供を3月2日で終了すると発表しました。
 
保障期間内で修理が必要な初代Xboxを持っているユーザーに対しては、Xbox360本体への無償交換プログラムが提供されるとのこと。また、修理以外の技術サポート文章とコンテンツによるサービスは引き続き実施されるようです。
 
初代Xboxのサポートに関しては3月2日以降、オンラインで技術サポート文章とコンテンツをオンラインで利用できます。修理が必要な初代Xboxをお持ちの方は早めにどうぞ。

 
スパイクは、海外の良質ゲームを説明書のみ日本語化して早期に国内展開することを目指した新レーベル「スパイク・ワールドメジャーセレクション」を設立し、第一弾タイトルとしてPLAYSTATION3、PLAYSTATION2、Xbox360向けの『NBA 2K9』『NHL 2K9』(いずれもテイク2インタラクティブ)を発売すると発表しました。
 
『NBA 2K9』は、NBAの正式ライセンスを得て2009年シーズンの全選手が登場する本格バスケットボールゲーム。シリーズ最もリアリティのあるバスケットに挑戦した本作は、ボールを持たない選手の挙動までリアルに再現、人間の行動をシミュレーションするAIによってプレイヤーのプレイ内容をチームメイトが分析、状況に応じた動きをしてくれるため、今までのゲームでは味わえなかった臨場感あるプレイが可能になりました。PS3とXbox360では最大10人でのオンラインプレイも可能です。発売は3月26日です。
 
一方の『NHL 2K9』はNHL公認のアイスホッケーゲーム。こちらも2009年シーズンの全選手が登場し、臨場感抜群の試合を楽しんだり、チームの運営ができるフランチャイズモードで遊ぶ事が出来ます。プレイ中の挙動がリアルに磨かれたほか、休憩時間や試合後の動きまでシミュレート、氷上の解説者も登場します。PS3とXbox360では最大12人のオンラインプレイ、PS2でも最大8人のマルチプレイに対応しています。こちらの発売は春となっています。
 
なお、スパイクはフルローカライズの海外タイトルにも今後とも注力していくとしています。

「GameSpot Japan」より 【「DEAD RISING2」情報公開!
 
カプコンは、Xbox360/PS3/PC用ゾンビパラダイスアクションゲーム「DEAD RISING2(デッドライジング)」を、開発中であることを明らかにした。現在、「DEAD RISING2」は、カナダの開発会社であるBlue Castle Gamesとパートナーシップを組んで開発中だ。
 
「DEADRISING2」は、Xbox360専用ソフト「DEAD RISING」の続編となるタイトルだ。舞台は、ギャンブラー達のパラダイスであるFortune City (フォーチュン・シティ)。プレイヤーはさまざまな武器を駆使し、ゾンビ地獄と化した最悪の状況をサバイバルしていくことになる。本作の設定は、ゾンビ事件のあったウィラメッテから数年後。不幸にも、ゾンビ感染は片田舎のショッピングモールだけでは収まらず、アメリカ各地での発生が継続して起きているのだ。
 
開発には、オリジナルのデッドライジング開発チームメンバーが加わっているほか、ゲーム開発を統括しているのは本タイトルのプロデューサー稲船敬二氏とのことだ。詳しい情報は、今後明らかにされる予定だ。
 
「デッドライジング ゾンビのいけにえ(Wii) PV」
 

マイクロソフトは、2009年2月26日(木)に発売するXbox360『Halo Wars』の体験版を、2月5日(木)より「Xbox LIVE ゴールド メンバーシップ」向けに配信開始した。体験版は『Halo Wars』のチュートリアル的な内容となり、リアルタイムストラテジーが初めてのプレイヤーでも気軽に楽しむことができる。

本体験版は「Xbox LIVEマーケットプレース」よりダウンロードすることが可能で、2月12日(木)より「Xbox LIVE シルバーメンバーシップ」ユーザーへの配信も行われる。また公式サイトには、体験版の解説をはじめ、ゲームに登場するコヴナントのユニット解説、1月末に開催された先行体験会のレポートなどが追加された。
 
2009/2/9

人類文明の限界点

人類が「豊かな生活」と「成長する経済」を求めれば求めるほど、資源は枯渇し、環境は汚染され、異常気象は
頻発し、「地球」は疲弊していくのである。疲弊すれば、只でさえ有限な、資源・食糧で養える人類の数は、更に
限られてくるのは当然である。
 
現在の地球の人口は約67億人。間もなく70億人に達しようとしている。人口の爆発的な増加及び発展途上国
の急成長により資源・食糧の需要が大幅に増大しているにも拘らず石油は近い将来枯渇するだろうし異常気象
による旱魃・水害などにより世界の食糧は減産を余儀なくされ、供給はこれから大幅に減衰していくだろう。
 
 
これまでの世界は米国・日本等を筆頭に一部の先進国が資源・食糧を独占して、発展途上国では飢え・病気に
苦しむ人々の姿があった。こんな世界は誰がどう見ても歪んでいるだろう。
 
にも拘らず、「豊かな生活」と「成長する経済」の恩恵を受け「資本主義社会」に暮らす人々(勿論、私も含む)は
目先の生活の利益しか考えられなかった・・・。
 
現在、急成長する発展途上国の人々が、先進国のかつての同じ道を歩む事によって「地球」の疲弊は加速して
いく・・・。行き過ぎた「資本主義社会」は人類に滅亡をもたらすのである。
 
人類の歴史は繰り返す
 
以下の記事は、かつて「ギリシャ文明」が森林資源を浪費した結果、衰退・滅亡した経緯の研究から、現在にも
通じるその状況の解説と、これまでの「資本主義社会」を辞めて、これからの新しい世界を模索すべきだと警鐘
を鳴らしており、かなり興味深い。未来への道標の一つとなるだろう。
 
そして今、当然の帰結として、
 
「資本主義社会」は崩壊した。もう二度と、景気が回復する事はないだろう。これまでの社会に戻る事はないだろう。
 
これから「経済」は崩壊し「食糧危機」が訪れる。「異常気象」による「天災」そして「世界金融恐慌」を打開する手段
としての「戦争」も起こる可能性は高いと考える。
 
正に、これまで人類が、ためにためた、「業」(カルマ)の総清算といえるだろう。人類を試すその「地獄」が間もなく
やってくるのはもう間違いない事は何度も書いている。70億人類の淘汰と選別が始まろうとしている。
 
「豊かな生活」と「成長する経済」を求め続ける事の限界と愚かさを知る時である。これまでとは全く違う新しい世界
を目指す「人類文明の限界点」(大いなる転換点)に差し掛かっている。
 
人間らしく生きるのに「豊かな生活」と「成長する経済」が必要ですか?という根本的な問いを真剣に考えるべき時
であると思う・・・。

「新世界秩序をまとめています」より以下転載
 
 
■今の資本主義はもう、やめてくれ
安田喜憲(やすだ・よしのり)氏
“森の国”の思想が次の経済システムを作る
日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090203/184786/?P=1
 
【安田喜憲(やすだ・よしのり)】
国際日本文化研究センター教授。1946年三重県生まれ。72年東北大学大学院理学研究科修了後、広島大学総合科学部助手、国際日本文化研究センター助教授を経て94年に現職。専門は環境考古学。気候変動が文明に与える影響を研究している。
  
<<2009年3月期決算での最終赤字を発表したトヨタ自動車を皮切りに、
ソニー、パナソニック、シャープ、東芝など日本を代表する企業が
最終赤字や営業赤字に転落しようとしている。
実体経済に痛撃を与えた金融危機。
これまで繁栄を謳歌したグローバル資本主義経済の1つの転換点と言って過言ではない。
私たちの想像を超える深度で進む危機。
一定の周期で訪れるバブルが破裂しただけなのか、
それとも既存の社会・経済システムが激変する地殻変動の兆候なのか――。
その解を探るには、全く異なるレンズを通して今を眺めることも重要なのではないか。
数千年のスパンで文明の盛衰を見つめる環境考古学者に聞いた。>>

―― 数千年のスパンで人間社会を見つめている考古学者が
今の金融危機をどう見ているのか。
今日はそれを聞きたいと思ってきました。
本題に入る前に、安田教授が唱える「環境考古学」とはどのような学問なのか、
そのことからお聞かせいただけますか。
 
安田
 
僕はもともと地理学を研究していました。
地理学というのは、自然と人間の関係を研究する学問。
僕も気候変動や森林破壊が人類の歴史や文化に与える影響などを研究してきました。
ところが、大学を卒業する頃、高度経済成長期になってからは、
「マーケットの中心はどこにあるのか」
「どこに工場を建てればいいのか」
「どのように市場を開拓すればいいか」
といったテーマが地理学の中心になりました。
「ギリシャ文明は木を切り尽くしたために崩壊した」
僕の関心は自然と人間の関係にありましたから、
相変わらず「気候が変わると文明が崩壊する」
「森がなくなったら人類の生活が困窮する」などという話をするわけです。
すると、「それを克服する英知と技術力が人間にある」
「お前の議論は時代遅れだ」などと言われてしまう。
僕は東北大学の大学院を卒業した後、広島大学の助手になるのですが、
足かけ15年間ずっと助手のままでした。
 
―― 不遇ですね…。

安田
 
全く恵まれていなかった。
当時、親切な教授がいて、
「安田君、こんなことをしておったら、いつまで経っても助教授にはなれないよ。
ちょっとやることを変えたらどうだ」
と言ってくれたんだけれども、
早く教授になるために学者になったわけではないのでテーマは変えませんでした。
その状況が変わってきたのは1990年代になってから。
オゾンホールが発見されて、地球環境問題が大きな課題になると、
僕の仕事が次第に注目されてきました。
特に、日本では冷害が起きた94年以降でしょうか。
技術力を持った国なのに、ちょっと冷害が起きただけで米不足になった。
それが呼び水になって、徐々に注目されるようになりましたね。
 
―― 地理学が環境考古学に発展したのには、どんな経緯があったのですか。
 
安田
 
僕は地中海に憧れていたので、広島大学時代は
古代ギリシャ文明や古代ローマ文明の研究をしていました。
その研究で初めてギリシャを訪れた時に禿げ山を見た。
ミケーネ遺跡の背後にイリアス山という山がありますが、そこには全く木が生えていなかった。
「こんな禿げ山のところで文明が発展するはずがない」。
そして、「木を切り尽くしたために、文明が崩壊した」。
そう直感しました。
その当時、文明の衰退を森林の変遷や環境破壊の関係で論じた人はいませんでしたが、
僕は禿げ山を見た瞬間に、
森を破壊したためにギリシャ文明が崩壊したと思った。
その直感を証明するためには、森林破壊と文明の崩壊を科学的に証明しなければなりません。
そこで、私は花粉分析の手法を用いました。
花粉は科学的に安定した堅い膜を持っていて、土の中に落ちても腐らない。
ボーリングで地層を抜き取り、花粉を取り出して、
どんな種類の花粉がどれだけあるかを調べれば、過去に生えていた植生が分かる。
実際に、僕はギリシャでボーリング調査をしました。
すると、ギリシャ文明の時代には深い森があり、森の文明だったということが分かった。
「テーベ」という都のそばにあるコパイ湖のボーリング調査では、
ギリシャ文明が繁栄している時代には
ナラとマツの混交林があったことが証明された。
表土が流出し、内海を埋め、マラリアの巣窟になった
深い森があったのはローマも同じでした。
ローマ文明は森の資源を使って船を造り、地中海の交易システムを確立した。
これが、ローマ文明が発展した足掛かりだったと言われています。
このように、ギリシャ文明やローマ文明の始まりの頃には豊かな森があった。
それが、文明が発展する中で破壊され、今のような禿げ山になった。
そして、禿げ山になったことがギリシャ文明やローマ文明を崩壊させた大きな要因になった。
その時にこう考えました。
 
―― なぜ森がなくなると、文明が衰退するのでしょうか。
 
安田
 
禿げ山になると、表土が露出します。
そうすると、雨によって浸食された表土が下流に運ばれてきて、内湾や海、湖などを埋めていく。
すると、湿地になりますよね。
私たちのような稲作農民はそういう湿地を水田にできるけれど、
ギリシャは畑で麦を栽培し、羊や山羊を飼う人々。
じめじめした湿地には何の意味もないからほったらかしにしてしまう。
その湿地で蚊が発生し、マラリアが広がるようになった。
実際、ギリシャ文明の末期にはマラリアは風土病になっている。
そして、ギリシャ人たちは力を喪失させていった。
花粉分析をしてみると、こうしたシナリオが見えてきました。
 
―― ローマはどうだったのでしょうか。
 
安田
 
ローマは豊かな平野に乏しい山間の国。
北アフリカの麦などの産物を運ぶために「ローマ道」や船による海上交易が必要でした。
こうした交易システムを確立させるために、大量の木材資源を切った。
そして、森が禿げ山になっていきました。
あとはギリシャ文明と同じですね。
西ローマ帝国の都、ラヴェンナなどはものすごくマラリアにやられました。
ただ、マラリアという風土病が蔓延したと同時に、
一神教の拡大がローマ文明の衰退を決定づけた。
 
―― なぜ一神教が衰退に関係するのでしょうか。
価値感の収斂が文明の破壊につながった
 
安田
 
ローマ神話を見ても分かる通り、森がある時のローマは多神教の国でした。
もちろん、ギリシャ文明も八百万の神々がいる国です。
ところが、文明が発展する中で森が破壊され、禿げ山になった。
そして、砂漠化が進行し、砂漠の民の間で誕生した一神教が広がりました。
実際、ローマ文明が衰亡の坂道を下り始めたのはキリスト教を国教にした391年以降。
これが、ローマ文明が衰退した端緒になったと言われている。
地中海世界には、様々な民族、言語、宗教がありました。
ローマ帝国は、そうした多様な価値観を多神教の思想で維持してきた。
ところが、一神教を国教にすると、それを信じない人は排斥されていく。
これが、多民族、多宗教の国だったローマ帝国が衰亡する1つの原因でした。
 
―― なぜ一神教は砂漠で誕生したのでしょうか。
 
安田
 
森の中に暮らしていると、目の前の草花、森の中でうごめく動植物などを
調べるだけでも日が暮れていく。
八百万の神を信じる多神教は森の文明にこそ生まれるものだと考えています。
ところが、砂漠には何もない。
僕はシリア砂漠で1カ月、暮らしたことがあるんだけど、砂漠というのは音が全くない。
確かに、砂嵐の時はサーッと砂が飛ぶ音がするけれども、
夜になって砂嵐がやむと、物音1つしないのね。
静寂の恐怖。
だから、初めの2~3日は「星空もきれいだし、いいところだな」なんて思うけど、
そのうち星が「ガシャ」「ガシャ」と音を出しているんじゃないか、と思うようになる。
これにはビックリしたね。
 
―― 星が喋っているような気分になるんですか。
 
安田
 
そう。
やはり人間は自分1人、全く命のない世界にいると、命を求めるんだと思う。
だから、夜空の星を見ていても、音を立てているような気になる。
星空の彼方に天国の世界があると、そういうふうに妄想してしまう。
そうして生まれたのが一神教だと思うんですよ。
 
―― 「神の声を聞いた」と。
 
安田
 
そうそう。
でも、それは妄想だよね。
本当に神や天国を見た人はいないのだからね。
ローマに話を戻すと、ローマ文明が崩壊したのは森を破壊したため。
さらに、多神教を放棄して一神教になったことで、
皆の価値観が収斂してほかの存続が許されなかったということも大きな影響を与えた。
オバマ大統領が「最後のアメリカ人」になる日
これは塩野七生さんが言っているけど、
ローマ帝国では元老員や長老が最も相応しい皇帝を選んでいた。
そうして選ばれた最後の皇帝がテオドシウス帝でした。
ところが、テオドシウス帝の後、ローマ帝国が東西に分裂すると、
テオドシウスの子供という理由で皇帝が選ばれるようになった。
これは王権神授説といって、キリスト教の影響を受けた結果です。
これが、無能な皇帝を生み出す始まりになりました。
分裂後の西ローマ帝国の初代皇帝にホノリウスという男がいました。
彼はテオドシウスの子供なんだけど、端的に言ってバカだったわけですよ。
だけど、その補佐官だったスティリコが優秀だった。
彼はヴァンダル族という当時、蛮族とされていた部族の出身者でしたが、
テオドシウス帝の寵愛を受け、皇帝の補佐官になっていた。
この男が優秀だったために、ローマは持っていた。
そして、このスティリコがローマ文明そのものでした。
 
―― 「ローマ文明そのもの」とはどういう意味でしょう。
 
安田
 
社会にゆとりがある時代には、蛮族の出身者であっても許せる。
でも、社会が逼迫状態になってくると、そんな男に命令を受ける筋合いはない、
という意見が出てくる。
スティリコも冤罪を着せられて、処刑されました。
最終的に、スティリコが処刑されてから10年ぐらい後に、
西ローマ帝国は西ゴートのアッティラに席巻されてしまいました。
スティリコの存在そのものがローマ文明の多様性だった。
その多様性が、キリスト教を国教として以降、失われていく。
そして、スティリコの死とともに、ローマ文明は終焉を迎える。
だからこそ、塩野さんはスティリコを「最後のローマ人」と称したわけです。
このローマ文明の衰亡は今の米国文明によく似ている。
僕は最近、オバマ大統領が「最後のアメリカ人」ではないか、と思うようになりました。
ヴァンダル族がローマ帝国で蛮族だったように、
黒人も米国社会では主流派ではありません。
ところが、アメリカ人は彼を大統領に選んだ。
オバマ大統領を選んだということは米国にはまだゆとりがあるのでしょう。
でも、もしオバマ大統領がスティリコのように冤罪を着せられて
処刑されたり、暗殺されたりするようなことがあれば、
ローマ文明が滅びたように米国文明は終焉すると思う。
オバマ大統領の「終わり方」は米国の未来、
ひいては世界の未来を予言するのではないでしょうか。
森林の消滅とともに広まったキリスト教
 
―― 「環境破壊はキリスト教の原罪」と安田教授は指摘していますが、
これが意味するところは何でしょう。

安田

ローマ文明の崩壊後、文明の中心地はアルプス以北のヨーロッパに移りました。
アルプス以北は12世紀まで広大な森に覆われていました。
ジュリアス・シーザーの「ガリア戦記」には、
「60日歩いても森の端に到達できない」ということが書かれています。
それだけ、深い森に覆われていたということです。
ところが、12世紀以降の大開墾時代に、ヨーロッパの森は破壊されました。
17世紀の段階で、英国では90%、ドイツで70%、スイスでも90%の森が破壊された。
もともとアルプス以北はドルイド僧のいた森深い多神教の世界でしたが、
森林の消滅とともに一神教の世界、つまりキリスト教が広がっていきました。
その後、ヨーロッパでは燃やすものがなくなり、燃料に困って石炭に手をつけるようになった。
これが、産業革命ですね。
石炭という新しいエネルギー資源を手にした結果、ヨーロッパは息を吹き返しますが、
その過程で誕生した思想が市場原理主義でした。
この市場原理主義の原点になったのはアダム・スミスの「神の見えざる手」。
ただ、それと同時に影響を与えたのはマルサスの「人口論」と言われています。
 
――食料生産と人口増加の不均衡を指摘した「人口論」ですか。
 
安田
 
マルサスは「人口論」を出した時にこう言いました。
「神の命の通り、一生懸命働いていれば豊かになれるはずだ」と。
「貧しい人間は神の命に背いた人間であり、罰を受けているんだ」と。
これが18世紀の産業革命の時に出てきた。
このマルサスが今の市場原理主義を形成した考え方でしょう。
英国にはエリザベス救貧法をはじめとした救貧法がありましたが、
19世紀になると、救貧法による福祉は削減されました。
マルサスの思想の影響です。
そして、スラム街が悲惨な状態になり、見るに見かねた
マルクスやエンゲルスが社会主義革命を進めていくきっかけになった。
市場を信奉している人々は「神の見えざる手」、
すなわち市場の自由な競争に任せておけば世の中うまくいく、
と言うけれど、現実の市場を見ると、情報は非対称。
証券会社のプロと庶民を比べたら証券会社のトレーダーの方が圧倒的に情報は多い。
庶民が必死になって株を買っても勝てるわけがない。
人間以外の生命に対する畏怖の念がなかった
この市場原理主義の考え方は、
大量の情報を持つ人間、つまりカネをたくさん持つ人間にとってメリットがある。
社会のエリートをサポートするには都合のいい理論、支配者にとっては都合のいい理論でしょう。
「この世の中は自由競争だ」
「お前らは商売が下手だから貧しいんだ」
と言えばいいんだから。
「競争に負けた自己責任だ」。
同じ人間に対してこう言うのだから、
森の命、昆虫の命、動物の命――といった人間以外の生きとし生けるものに対して
畏敬の念を持つことは全くない。
「お前は神の命に背いたから貧しいんだ」
「そんな人間はどこで野垂れ死にしようが構わない」
という理論の中で、人間の外にある自然の命に対して目配りできるはずがない。
そうしたら、人間は皆豊かさを求めるために必死で生き、
資源を収奪し、食い尽くすだけ食い尽くして、欲望を肥大化させるしかないわけです。
その結果、今の地球環境問題が生まれてきた。
 
―― つまり、今の市場原理主義を伴う資本主義は一神教であるキリスト教から生まれた。
自然と人間の関わりを聖書でうたっていないキリスト教は、自然に対する畏敬の念がない。
キリスト教社会で生まれた今の経済理論は環境に想いを巡らせる発想がそもそもない。
だからこそ、地球環境問題が生じた、と。
 
安田

その通りです。
多神教と一神教の最大の違いは何か。
それは、自然や人間以外の生命に対する畏怖の念。
キリスト教は森を開拓し、自然を克服していった。
だからこそ、自然を冷徹に見つめる自然科学が誕生した。
でも、そこには人間以外の生命に対する畏怖が欠落している。
ヨーロッパの森を切り倒した後に広がったのは一神教の世界でした。
これは、先ほども言った通り、妄想の世界です。
現代の世界を支配している市場原理主義も妄想の世界。
金融システムも数字だけで生きている虚構の世界でしょう。
八百万の神が生きる多神教からは市場原理主義は生まれない。
 
―― しかし、資本主義や市場主義は今の世界のスタンダードになっています。
 
安田
 
日本はこれだけ森林資源が有り余っているにもかかわらず、世界一の木材輸入国だった。
国土の70%が森林に覆われて、腐るほど木が余っているのに、
外国材が安いというそれだけの理由で輸入してきた。
あるいは、ほんの一部の金持ちがトウモロコシに投資した結果、
値段が上がり、アフリカの人々が食べることができなくなった。
ほんの一部の金儲けのために、何千万人という人の命が危険にさらされている。
同じことが水でも起きようとしている。
水は人間が生きる最低限のもの。
それさえ一部の金持ちの投資対象になりつつある。
その一部の人間は100 回、地球上で生きたって使い切れないくらいの富をためている。
そして、100回生きても使い切れない金をためても「まだ欲しい」と言う。
こんな社会が許されるわけがない。
 
―― では、われわれは今後、どんな社会を目指すべきとお考えですか。
 
安田

僕はよく言うんだけど、北海道の渡島半島に南茅部遺跡というのがあって、
そこから縄文の足形が出ている。
子供の足形で、小さい子供の足形が土の板に押してあった。
生まれたばかりの子供の足形でした。
ところが、よく見ると、指だけが強く写っている。
これは指が硬直しているため。
死んだ子供の足形なんですよ。
この足形にはペンダントのように下げる穴が開いていました。
壁に掛けるためでしょう。
これは、大人の墓から出てきました。
親にとって、自分よりも先に子供が死ぬのは一番悲しいこと。
縄文時代は子供の死亡率も高く、日常茶飯事だったと思う。
その時に、子供の形見として足形を取って、
一生涯ずっと持って、死ぬ時にお墓に一緒に埋める。
それを6000年前の縄文人がやっていた。
縄文人がいかに命というものを尊重したかが分かるでしょう。
でも、今の世の中では、自分の子供を平気で殺す親がいる。
それに比べれば、縄文の社会は原始的で未開かもしれないが、
縄文人の心は現代の人間よりも崇高だと僕は思う。
縄文時代はどんな人間でも平等だった。
縄文時代は1万年続いたけど、一度も戦争をしたことがなかった。
そして生きとし生けるものの命を最も大事にした。
今よりも遙かに崇高な時代だったと思う。
式年遷宮を1300年続けられることが日本人の喜び弥生時代も同じです。
弥生時代はコメを作って魚を食べる社会でした。
コメを作るためには水を使わなければいけないでしょう。
だから、稲作の社会は水によって、人と人とがつながっていた。
自分の田に入った水は、自分の田の水だけれども、同時に次の人の水でもある。
この社会では他人の幸せを同時に考える社会だった。
ところが、戦後の人たちは伝統的な日本の水利共同体のシステムを破壊した。
破壊した結果、水源に産業廃棄物を捨てるとか、そういうことを平気でやるようになった。
日本人は生きとし生けるものを崇拝し、
他人の幸せを考え、慈悲の心を持って、人と自然が接するという素晴らしい伝統があった。
でも、今は「成長こそが素晴らしい」という市場原理主義。
もともと、日本人はこうした考えを否定していたにもかかわらず、ね。
 
―― そうなんですか。
 
安田
 
伊勢神宮の式年遷宮があるでしょう。
持統天皇の時代に始まった式年遷宮は20年に1回、お社を建てるという行事。
しかも、同じ大きさに、同じ方法で建てる。
これは、何の成長もないということ。
僕は三重県出身ですから式年遷宮はよく知っている。
だけど、なぜ20年前と同じことをしなければならないのか。
なぜ大きい建物ではなく同じ物を建てなければならないのか。
その理由がよく分からなかった。
でも、地球環境問題が起きてその意味が分かった気がしました。
20年は一世代。
おじいさんが式年遷宮をしたらお父さん、お父さんがやったら子供、
子供の次は孫、曾孫と1300年間、延々と式年遷宮は続けられてきました。
これは、20年ごとに式年遷宮をやれる喜びを感じてください、ということではないか。
右肩上がりに成長するのではなく、
持続的に式年遷宮を続ける喜びを感じてください、ということではないか。
今、右肩上がりで成長したとしても、地球環境問題が深刻化すれば、
20年後に式年遷宮ができるかどうか分からない。
「2050~70年に現代文明は崩壊する」と僕は考えている。
20年後はともかく、60年後にできるかどうか、分からない。
それに比べれば、成長は確かにしないかもしれないけど、
20年ごとに式年遷宮ができて、1300年続く方が喜びは大きいのではないか。
市場原理主義をリードしているほんの一部の人々が100生分のカネをためても、
文明が50年で崩壊したら何の意味もない。
それよりも、一生か二生分のカネをためて、その残りを、地球資源を守るために使う、
あるいは、貧しい人々の暮らしを守るために残しておいて、1000年地球を存続させる。
その方がよっぽど幸せではないか。
こういう哲学が市場原理主義には完全に欠けている。
イースター島の崩壊は森林破壊から始まった。
 
―― 先ほどの「2050年~70年の現代文明崩壊説」とはどういう考えでしょうか。
 
安田
 
地球が支えられる人口はどれだけ頑張っても78億人ぐらいだと僕は見ている。
その限界点を突破するのは2025年頃。
それでも、人口が増え続けて、地球上の人口は2050年に92億人、
多ければ98億人に達すると言われている。
100億人近くに増えればさすがに人口を維持できないでしょう。
私がこう主張するのは、イースター島の盛衰を考えたためです。
南太平洋に浮かぶ絶海の孤島、イースター島は宇宙に浮かぶ地球と同じですよね。
ところが、イースター島は人口が1万人に達した直後、崩壊しました。
食料がなくなり、最後は共食いまでした。
その原因は環境破壊です。
イースター島の人々は12世紀頃から森林を切り始め、この島の森林をすべて破壊してしまった。
17世紀の段階で人口が1万人ぐらいになりましたが、
その頃には森がほとんどなくなっていました。
そして、食料危機、燃料危機に直面し、人口が急減した。
ペルーに奴隷として連れて行かれた人もいましたが、
最終的には40人ぐらいにまで減ってしまった。
森を破壊したイースター島は島の人口を維持できなくなり、人口が激減した。
今のまま、地球環境を破壊すると、現代でも同じことが起こり得る。
 
―― 人口の増加だけでなく気候変動も深刻な影響を与えますね。
 
安田
 
「今の温度条件、環境条件がこのまま続いたとしても、2050年には崩壊するだろう」
というのが私のシナリオです。
でも、地球温暖化がこのまま進行すれば、もっと恐ろしいシナリオが現実味を帯びる。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は
今世紀末には6.4度、温度が上昇すると言っていますが、
2度水温が上がると珊瑚礁は絶滅すると言われている。
珊瑚礁はCO2を吸収しているわけだから、絶滅すればさらに温暖化が進む。
同時に、生物多様性が半減する。
その段階から地球上の食料は徐々になくなっていくでしょう。
平均気温が3度上昇すると、グリーンランドの氷が解けると言われている。
グリーンランドには厚さ3000メートルの氷がありますが、それがすべて解ける。
解けると何が起きるか。
様々なシナリオが考えられるけれど、北極の氷がすべて解けた場合、
海洋の循環が止まる可能性がある。

―― 海洋の循環とはどんなものでしょう。
 
安田
 
海洋には表層水と深層水の循環があります。
北大西洋で表層水が潜り込み、インド洋を通り、北太平洋で湧昇流となって浮上してくる。
なぜ水が沈むかというと、水は4度の時が最も比重がある。
そのため、北極の冷たい氷で冷やされた海水が重くなり、
北大西洋で深層に潜り込むわけです。
その動きがエンジンになって、インド洋を通り、北太平洋で上がる。
オホーツク海周辺の北大西洋は素晴らしい漁場でしょう。
なぜ優れた漁場になるかと言えば、栄養分を含んだ深層水が海底から上がってくるため。
それがプランクトンを育て、魚を呼び寄せる。
ところが、4度に海水が冷やされなければ、水が潜り込めないわな。
エンジンがなければ、海水の循環は止まってしまう。
 
―― 海水が循環しなくなると、何が起きるのですか。
 
安田
 
海底が無酸素状態になって、海洋生物が大絶滅する可能性があるね。
それは、琵琶湖で既に起きている。
冬に飛騨山脈から吹く冷たい風が琵琶湖の水面を冷やしていた。
それで、酸素を含んだ表層水が下に下り、海底に酸素を供給していた。
でも、最近では冬になっても寒くならないものだから、
無酸素状態になってヘドロがたまっている、と言われています。
これと同じことが大西洋、太平洋で起こればえらいことですよ。
IPCCは6.4度と言っているけど、平均気温が3度より上がるだけでこれだけの影響が出る。
5度上がると、地球は別のシステムになる。
人類はそこでは生きていけないでしょう。
 
―― 地球環境を考えると、今の経済システムそのものを変えていかなければならない、と。
 
安田
 
変えなきゃいけない。もうやめることですよ。
もちろん、社会が混乱するから一気にやめることはできないけど、
今の資本主義を修正していくところから始めるべきでしょう。
人間が生きるために必要な水や食料、エネルギーに対する投資には
一定の規制を設けることが必要ではないでしょうか。
 
―― われわれ日本人には、何ができるのでしょう。
 
安田
 
暗い話をしましたが、次のシステムを作れるのは日本だと思います。
一神教の世界観に立脚した経済システムに代わる
経済理論、経済システムを作るのは多神教の世界観を持つ日本しかありませんよ。
 
そのキーワードは命。
 
生きとし生けるもの、この地球上にあるあらゆる命が輝くような経済社会を作る。
今までは人間だけが命を輝かせていたけれども、
さらに言えば、金持ちだけが命を輝かせていたけれども、
地球の皆が輝けるような社会を作ることです。